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【2024年】ふるさと納税で定番コスメやサロンチケットなど美容健康サービスもおトクに

2024.10.31

数週間前まではTシャツ姿で過ごしていたはずですが、気温が下がってくると一気に年末が近づいてくる気がしてきます。

そして年末が近づいてくるとふるさと納税のCMや広告が増えてくるのですが、数年前に某大手化粧品ブランドが返礼品として登録されたことにより、自治体の税収が大きく増えたことがニュース等で取り上げられました。

米や肉、海鮮など食に関連する返礼品が人気ではありますが、美容や健康に関する返礼品も増えてきてます。

そこで今回はいつもとはちょっと違う視点で美容健康関連のふるさと納税情報をお伝えします。

ふるさと納税で美容サービスも

ふるさと納税とは

ふるさと納税は何がお得なのか

美容健康関連のふるさと納税を語る前に、そもそもふるさと納税って結局よくわからないんだけど、という方も多いかと思います。なんとなく「トクする制度なんだよね」、「2,000円で商品がもらえるの?」という感じで、実際に何がどうオトクなのかいまいちわからずに利用をためらっている方も多いと思いますので、まずは簡単に触れておきたいと思います。

ふるさと納税とは自分で納税先を選んで寄附ができる制度

ふるさと納税は日本の寄附金控除という制度を活用した寄附の一種。寄附と言われると「寄附するほど収入がない」「寄附をするような余裕はない」といった声が聞こえてきそうですが、そこに納税者のメリットを加えることで活性化しようと生まれた制度なんです。

選んだ自治体に選んだ目的で納税

会社から給与を受け取っている場合、一般的には会社が個々の給与から納めるべき税金を預かって、代わりに納税を行っています。所得税や住民税、その他社会保険料など個人で対応しなくていいように、額面から差し引いて毎月の給与が支払われています。(これがいわゆる「額面と手取りの違い」ですね)

そして個人の場合、その納税に関しては、本来であれば自分が住んでいる自治体(住民票をおいている自治体)に納付するのが通常の流れなのですが、自分が選んだ自治体に寄附という形で納税することで、税金の控除・還付を受けようというのがふるさと納税の制度なんです。そしてこの寄附を行う際に教育だったり、環境の保護だったりと、自治体が掲げる寄附金の使用用途を指定することができるのもひとつの特徴です。

ふるさと納税はなんでオトクと言われるのか

税金の納付先がいつもの自治体ではなく、自分で選んだ自治体になる。と、ここで終わると、これでなんで得をするの?支払う(納税する)先が変わっただけじゃないの?となるところですが、そこに2,000円の自己負担をすれば、寄附額に応じて自治体からの「お礼の品(返礼品)がもらえる」という納税者のメリットを加えたことで一気に広まりをみせたのがふるさと納税の仕組みということになります。

※ここでは制度詳細を省き、概要のみをお伝えしています。自己負担額、所得控除や税額控除等の詳細については総務省のサイト、各ふるさと納税専門サイトなどでご確認ください。

元々は過疎化などが進み、税収が減少している自治体と都市部との地域間格差を是正することを目的に2008年に生まれた制度ですが、2014年くらいから一気に制度を利用する納税者が増え、2021年には約700万人を超える納税者が利用しているとされています。

地域の魅力は食べ物だけじゃない。サービスや企業の存在も。

さて、年末が近づいてくるとCMなどでふるさと納税というワードを耳にする機会が増えますが、返礼品と言われるとどんな商品をイメージされますか?

お肉やウナギ、ウニ、ホタテ、カニなどの海の幸、毎日の食卓に必要なお米など、ちょっと豪華な食材や毎日の食卓に欠かせない品をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

CMやポータルサイトの影響もあり、食品のイメージが先行しがちですが、実は各地域で提供しされているサービスや製造されている商品も返礼品の対象となります。

もちろん、各自治体において返礼品としての承認がなされた商品やサービスが対象となるのですが、ふるさと納税サイトを見ているとその地域で製造された化粧品や美容家電、ホテル宿泊やアクティビティのチケットなんかも並んでいます。

詳細なルールの説明はここでは避けますが、返礼品は「地場産品であること」が一つの条件として定義付けされており、その対象には食品だけでなく、サービスなども含まれるため、化粧品やトリートメント、該当地域での宿泊なども対象となっているのです。

地域の魅力を商品・サービスを通じて発見

ふるさと納税サイトを見ているだけでも「この地域で作ってるんだ」「こんなサービスやってるんだ」といった新しい発見があったりします。

自分のふるさとはもちろんですが、旅行で訪れた地域や仕事でお世話になった地域など、これまでに関わってきた地域からチェックしてみるのも良いでしょう。

すべてのふるさと納税サイトに掲載されているわけではありませんが、多くのサイトでは地域の紹介などにも触れられています。ただ機械的に返礼品を選ぶのではなく、その商品・サービスが生まれた地域、背景やストーリーなどに目を向けてみることで、返礼品選びもより楽しくなるかもしれませんよ。

コスメや美容家電、美容や健康に関するサービスも登場

メイクイメージ

ちなみにふるさと納税には、返礼品の調達金額(自治体が仕入れる価格)を寄附額の3割以内にしましょうという30%ルールがあるので、例えば市場価格が3,000円のものが10,000円の寄附金となります。

このルールを知らないと「むちゃむちゃ高い!」とびっくりすることになりますが、実際には寄附金としてその金額(10,000円)を払い、30%以内のお礼の品を受け取る。そして、寄附金(10,000円)は所得控除や税額控除の対象になるということを忘れないようにしてくださいね。

それでは、ここからはふるさと納税でもらえる美容・健康関連商品をいくつか紹介していきます。

大手ブランドコスメはやはり人気

滋賀県野洲市の返礼品として登録され、2021年のふるさと納税で話題になったSK-Ⅱなど、普段から使っている商品やちょっとこれまでは手が出せなかった商品をふるさと納税の返礼品でもらえるとなると使わない手はありませんよね。国産コスメの工場がある自治体では登録されていることも多いのでぜひチェックしてみましょう。

地場企業が提供するナチュラルコスメやアロマ関連グッズも

オリーブや月桃など地域特性を活かした商品が見つかるのもふるさと納税の面白いところ。普段は使っていない商品でも、この地域はこういう素材をPRしてるんだな、力を入れてるんだな、こういう環境で作っているんだなという視点で見ていくのもひとつの楽しみ方かもしれません。

ここからはふるさと納税サイトで編集部スタッフが気になった返礼品をピックアップしていきます。

エステやスパ、宿泊とセットになったチケットなども

自分のために使うのもよいですが、寄附をしながら、贈り物という形で家族や友人に贈ることができるのもふるさと納税の上手な使い方かもしれません。

宿泊セットとなると10万円を超える寄附額になる返礼品も多く、ちょっと身構えてしまいますが、実際には先述のとおり3割程度が実際のサービス対価と考えてくださいね。

美容家電や健康グッズなどもふるさと納税でもらえる

その他にも美容家電や健康グッズなど探してみると「これがふるさと納税でもらえるの??」というようなユニークな返礼品が見つかったりします。最近では大手宿泊サイトでもふるさと納税で泊まれるホテルを集めた専用サイトなどもスタートしており、今後も色々なサービスや商品が追加されていきそうですね。

まとめ

ふるさと納税という制度やその返礼品の内容等については賛否があると思います。本当に地域のためになっているのか、一部の人だけの制度ではないか、といった声もありますが、メリット・デメリットだけで考えるのではなく、この地域・企業を応援したいという想いや各地域がどんなことをしているのか、どんな商品をPRしているのか、地域の特色や背景などと照らし合わせながら見てみるとこれまでの異なる面が見えてくるかもしれません。

現在の自分の収入でどのくらいの寄附が可能なのか、メリットがあるのかというのは、ふるさと納税の各サイトでも確認できます。まずはどのくらいの寄附ができるのかを把握して、コスメやトリートメントなど自分へのご褒美やカラダづくりの機会と考えて使ってみるのも良いかもしれませんね。

この記事を書いたコンシェルジュ

EDITORS /beautyconcier編集部

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