マイナス5歳で面接に勝つ!
2018.7.24
採用選考において外見的な印象も重視される美容・健康業界。年齢不問・経験重視の求人であっても、面接で好印象を持ってもらうためには若々しく見せることも大切です。面接直前でもマイナス5歳を実現する簡単な方法をご紹介します。
幅広い年齢の女性が活躍する美容・健康業界。年齢不問の求人や、店長やマネージャー職など、経験のある中堅社員以上を求める求人も多く見られます。年齢を重ね、経験を積んだ人が尊重される一方、業界的にやはり、年齢よりも若々しく見られることが必須でもあります。
面接では外見の印象も判断基準の重要な要素。たとえ年齢不問・経験重視の求人であっても、面接の場では自分を若々しく見せる努力を怠らないようにしましょう。
今回は、面接での印象を左右する、見た目年齢マイナス5歳を今すぐ実現する4つのポイントをご紹介します。
なぜマイナス5歳なのか?
転職活動で求められるのは決して若さだけではありません。経験を重ねた人の持つ、品格や説得力も重要なキーポイントになります。
また、やりすぎて若作りと思われることは「自分を客観視できていない」とマイナスポイントになってしまうこともあります。
ですから、やりすぎず、好印象を持ってもらえる、「実年齢マイナス5歳」を目安に設定してみましょう。
髪の毛はハリとつやを意識
実年齢より老けて見られてしまうのは髪の毛のせいかもしれません。年齢を重ねるとどうしてもボリュームがなくなったり、うねりが出てしまったり、全体的にパサついてしまったりということがありますが、そのままにしていては、面接官にくたびれた印象を与えてしまいます。
髪の毛にハリとつやを与えるためにしっかりと専用のシャンプーやトリートメントでケアしましょう。ボリュームが出るようにヘアスタイル自体を変えるのも良いでしょう。
ヘアサロンに行く暇がないという場合には、部分(トップなど)的にコテやカーラーで巻いてふんわりさせるだけで大分印象が変わります。また、切れ毛や、髪がパサパサしてまとまらないのが気になるという人は、毛先をワンカールさせてみると疲れた印象からぐっと遠ざかります。まとめ髪にする場合も髪を巻いてからまとめると華やかな印象になります。
ケアが間に合わなかった、朝に時間が無いという人の応急処置としては、洗い流さないタイプのトリートメントや手ぐしが通せるヘアスプレーを使うと、程よくつやが出て自然な感じにまとまるのでおすすめです。
体形は姿勢でカバー
若々しく見せるためには、運動をして体を引き締めることが重要なのは言うまでもないことですが、健康的な若々しいスタイルは長年の習慣のたまものでもあり、今すぐどうにかしたいというとちょっと現実的ではありません。ですが、あきらめる前に自分の姿勢をチェックしておきましょう。体形は変わらなくても、姿勢を良くするだけで、人に与える印象ががらりと変わることがあります。
とくに、年齢を感じさせるのは上半身。すぐに猫背になってしまう人は要注意です。
面接では、立った時も座った時も背筋をすっと伸ばすことを意識してみましょう。
また、すっきりとした体形に見せるためには、体に合ったサイズのスーツを着るのも重要です。こればかりは当日に用意するわけにはいきませんので、面接の前にサイズ合わせをして、必要なら新調しておきましょう。
メイクは作りこまれたナチュラル風
若く見える要因の一つとして、きれいな肌であることが挙げられるでしょう。
スキンケアでカバーできない部分は、ベースカラーやコンシーラーなどで難をかくしつつ、色味のあったファンデーションでナチュラルにみえるようにしっかりと作りこんでいきましょう。マットな肌よりもつや感があるヘルシーな肌の方が若く見えます。
また、年を重ねるとしわやたるみなどで顔に影ができる部分が増え、そのせいで老けて見えます。とくに悪い印象を与えやすい、目の下のクマ、ほうれい線、口角の下がり、こめかみのくぼみなどは、コンシーラーやハイライトを上手に使ってカバーすると良いでしょう。フェイスラインが引き締まっているとさらに若く見えます。フェイスシャドウ(シェーディング)などを効果的に使っても良いですが、やりすぎには注意しましょう。
リップやチークなどのポイントメイクに関しては、面接を受ける会社の雰囲気に合わせて、品よく健康的にまとめると良いでしょう。
若いころからずっと同じメイクをしているという人は、見直した方が良いかもしれません。時代や、自分の年齢にあったメイクをすることで今よりずっと若く見えるということがあります。どうしたら良いかわからないという場合は、コスメカウンターで美容部員さんに相談してみるのも良いでしょう。
はきはきとしたしゃべり方&笑顔
外見ではないですが、しゃべり方でも面接官に若々しい印象を与えることができます。
落ち着いた声ではきはきと話すことを心がけましょう。ぼそぼそしゃべったりしなければ問題ありませんので、若者風のしゃべり方に寄せていく必要はありません。
その時に笑顔が多いと明るく健康的な印象になりますので、笑顔も忘れずに。これは年齢に関係なくすべての人にも言えることですね。
見た目も気持ちも若く
面接だけでなく、美容・健康業界では年齢よりも若々しく見えることは職務上も立派な武器になります。若い人が若く見えるのは当たり前、年を重ねた人が若々しく見えるのがサービスや商品を進める上で説得力につながるのです。
大切なのは自分のキャリアや年齢、見た目をしっかりと客観視した上で、常に向上心を持って、自分にできる最大のパフォーマンスを目指すことだと思います。
今回ご紹介したポイントは、美容のプロの方にとっては言うまでもないことばかりですが、もし年齢を理由に転職や再就職を躊躇しているという方がいましたら、ぜひ参考になさってください。