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働き方いろいろ!派遣社員の基礎知識

2018.5.22

最近ビューティー系のお仕事でも少しずつ増えてきている「派遣社員」という働き方。今回はそんな派遣のお仕事について、派遣社員ってどんな働き方なの?正社員や契約社員とどんな点が違うの?そんな疑問に答えていきたいと思います。

派遣社員とは

※今回は主に登録型派遣についての説明になります。

正社員や契約社員、パート・アルバイトなどの従業員と、「派遣社員」との一番の違いはその雇用主にあります。

正社員はもちろん、契約社員やパート・アルバイトなど期間に定めのある労働者(非正規社員)も、その雇用主は実際に働く勤務先(就業先)企業になり、雇用契約も勤務先企業と結びます。勤務先に直接雇用されていることを「直接雇用」と言います。

一方「派遣社員」は、人材派遣会社(派遣会社)から紹介された勤務先の指揮命令に従ってお仕事をしますが、雇用契約を結ぶのは派遣会社との間。雇用主は派遣会社になります。

つまり派遣社員は、勤務先企業の社員ではなく、人材派遣会社の社員ということになります。※派遣会社とは、雇用期間ごとに雇用契約を結ぶことになります。

契約の間、派遣会社のスタッフとして勤務先にお手伝いに行くという風に考えるとイメージがわきやすいのではないでしょうか。

原則として同じ勤務先では、3年間までしか働くことができません。※登録型派遣の場合

人材派遣会社のことを「派遣元」、勤務先企業のことを「派遣先」と呼ぶことが一般的です。

直接雇用の場合、労働者と勤務先の会社「2者間」の関係になりますが、派遣社員の場合、雇用主である派遣会社、労働力を提供する派遣社員、仕事の指示を出す勤務先と少し複雑化するため、混乱しないように気をつけてください。

派遣社員の特徴

派遣社員の場合、給与、福利厚生、勤怠管理は、勤務先ではなく人材派遣会社が担当します。勤務先企業はあくまで派遣されてきた派遣社員に指揮・命令するのみ。直接雇用されている従業員との違いが一番大きく表れる部分でしょう。

また、派遣社員の特徴として、契約時に業務内容が具体的に定められていることも挙げられます。勤務先企業は、派遣社員に契約の内容以外の仕事をさせることはできませんので、自分の得意分野に集中して仕事をしたいと考えている人には「派遣社員」として働くことにメリットを感じるのではないでしょうか。

ほかにも、労働条件を吟味することで労働時間をコントロールすることも可能です。仕事とプライベートの両方を大事にしたいと派遣社員を選択する人も多いようです。

派遣会社の役割

派遣会社に登録すると、「担当者」がつくのも大きな特徴の一つです。エージェントや営業担当者、コーディネーターと呼ばれることもあります。

担当者は派遣会社を代表して、お給料の支払いや福利厚生、お仕事の紹介、派遣先企業との交渉、スキルアップ研修など、さまざまな面で派遣社員をサポートします。

ビューティーコンシェルキャリア「人材派遣サポート求人」に応募した場合、最初にエージェントがあなたの希望する条件やスキルをヒアリング。仕事選びの幅が広がるようにアドバイスやサポートをします。エージェントはあなたの能力や適性を考え、非公開派遣求人を紹介することもありますので、まずは相談してみましょう。

お仕事が決まったら、今度は専任のサポート担当が派遣先とのパイプ役となり、快適に働ける環境を万全の体制でバックアップします。

勤務時間や時給などの相談、雇用延長の話など、いわゆる雇用に関する交渉事を代わりに引き受けてくれるのはとても心強いですよね。トラブルなどがあった時も、勤務先の会社と直接交渉せずに済むことは派遣社員として働く大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

給与は?

派遣社員の場合、人材派遣会社から「時給」で給料が支払われることが一般的です。

同じく時給で支払われるパート・アルバイトなどと比べて、派遣社員の時給は高めに設定されていることが多いです。

ただし、気をつけなければいけないこともあります。

派遣社員の場合、交通費が時給に含まれていることが多く、また、勤務先から手当や賞与などが出ることはありません。一概に時給だけで比べず、さまざまな点を考慮しましょう。

社会保険・福利厚生・有給は?

繰り返しになりますが、派遣社員の雇用主は人材派遣会社になります。社会保険への加入や福利厚生も派遣会社が担当します。

社会保険への加入は雇用期間によって決まる(義務)ため、会社による違いはありませんが、福利厚生は人材派遣会社の制度を利用することになるため、直接雇用で働くほかの従業員との違いが表れます。

たとえば、交通費の支給がなかったり(時給に含まれる)、会社のレクリエーションなどに参加できなかったりすることがあります。

ただ、規模の大きい派遣会社では福利厚生を充実させている場合もありますので、それが派遣で働くメリットにつながることもあるでしょう。

また、「年次有給休暇」に関しては、派遣社員であっても労働基準法で定められた日数を取得することができます。6か月以上の契約を結んだ場合には、取得できる日数と取得方法、取得しやすいタイミングなどを派遣会社に確認しておきましょう。

派遣社員に向いている人

派遣社員の場合、「スキル・資格」と「経験」が特に重視されます。そのため派遣社員に向いているのは、やはりある程度の経験やスキルがある人と言えるでしょう。

企業も派遣社員に「即戦力」を期待していることがほとんどですので、自分のスキルと勤務先企業の望むスキルがマッチしているかどうか、担当者(エージェント)とよく相談して勤務先を選びましょう。

ただし、最近では未経験でも派遣社員として働くことのできる求人も出てきています。ビューティー系のお仕事の中では「美容部員」のお仕事にぜひ注目してみてください!デパートでの勤務や、外資系のコスメブランドなど、派遣社員として経験を積むのも将来の財産となるのではないでしょうか。

ビューティーコンシェルキャリア派遣のお仕事はこちらから!

ほかにも

  • 転職先は探しながら、とりあえず短期で働きたい
  • 高い時給を希望
  • 仕事も大事だけど、自分のライフスタイルを優先したい
  • 自分にマッチする職場をプロに探してもらいたい
  • 雇用契約の交渉などをプロにお任せしたい

という人も、派遣社員をお仕事探しの選択肢に含めてみてはいかがでしょうか?

紹介予定派遣とは?

人材派遣には「紹介予定派遣」と呼ばれるものがあります。

「紹介予定派遣」は、派遣期間終了後の直接雇用を前提とした派遣のことを言い、一定期間(最長6カ月)の派遣期間終了後、勤務先企業と派遣社員の双方が合意すれば、勤務先から直接雇用されます。

直接雇用と言っても、必ずしも正社員になれるというわけではなく、派遣期間終了後、契約社員として雇用される場合もあります。契約の際は必ず確認してください。

ちなみに、紹介予定派遣の場合、派遣先への履歴書の提出や派遣先との面接などが必要です。

ただし現在、美容・健康業界において紹介予定派遣求人はほとんどありません。派遣社員から正社員へのステップアップを目指している場合、一般的な派遣社員として経験を積んだ後、正社員求人への応募を考えてみてはいかがでしょうか。

派遣社員の魅力

説明されていたお仕事内容とぜんぜん違う、残業を押し付けられるなど、実際に働き出すと様々な問題点が出てきてしまうことは少なくありません。そんな時、専任の担当者があなたの味方となってサポートしてくれるのが派遣社員として働く何よりの魅力ではないでしょうか。

また、派遣社員では契約内容が特に重視されます。契約によって守られることもありますが、反対に契約内容をきちんと理解していないために、希望通りに働けないこともあります。仕事内容や就業条件、契約期間など、不明な点をしっかりと担当者に確認した上で契約を結ぶようにしましょう。

派遣社員のお仕事探しは

美容・健康業界で派遣社員のお仕事をお探しの方は、ぜひビューティーコンシェルキャリア「人材派遣サポート」をご利用ください。

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※雇用条件や仕事内容の詳細、選考方法などについては「人材派遣エージェント」へ直接お問い合わせください。

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キャリア編集部

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