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セラピスト人生を長く続ける秘訣☆転職後などに困らない為に

2017.8.25

2017年も後半戦。何かを成し遂げ、悔いの残らない1年にするためにも、仕事もプライベートも毎日の努力を積み重ねていきたいところです。今回は、セラピストという職業を長く続けるためのコツについて書きたいと思います。セラピストを目指す方、現在の職業や将来に不安を持っている方などは、ぜひ参考にしてください。

8月も終わりに近づいてきました。

雨模様の連続だった8月。

後半になり晴天日が見られるようになりましたが、あっという間に9月突入。学生さんなら新学期。社会人はいよいよ今年の後半戦に向けて一気に今年も終わるのかと感じられる頃ですね。

今年一年であと何が出来るのだろう…?

やり残したことがないように悔いの残らない2017年としたい…。

仕事、プライベート関係なく思うところですが、何かを成し遂げることは並々ならぬ努力の賜物。

美容業界で長く生きていると色んな声が聞こえてくるのですが、特に美容師さん、セラピスト、エステティシャンなどの職業の離職率の高さが聞こえてきます。

1,2年程度で辞めてしまい→休憩→復職というサイクルを繰り返している方の履歴書も多々目にすることがある私ですが、離職率の高さは本人の問題というところ以外にも企業側や業界側にも問題がある場合があるのでしょうね。

ある一定の技術を習得するには時間で区切った労働体系だと時間がかかり過ぎるということもわかるのですが、企業側がバックアップする必要もあると思うのです。

私が主宰する『Via・Monte』では、完全週休2日の連続休暇という体制を導入しているので、休みが飛び飛びにならないのでしっかり休める他、公休2日にあわせて有給を使って1週間程度お休みを取ることも可能です。長く働ける環境作りを目指しています。

つい先日もスタッフの有給明けにお土産をいただいたところです。

「セラピスト」という職業

では、休日がたくさんあるから長く働けるか、というとまたそうでもない。

セラピストという職業が日本で広く一般的になってきた今でもエステやスパに行ったことがない人からみたら何をやる職業かわからないですし、単に化粧品を塗ってあげる人、マッサージする人と短絡的に捉えてる人も私の周りですらいます。

セラピストが特殊な職業だとはあまり思わないのですが、

「医療未満、健康と美容の技術を持った接客業」

と分からない人には説明します。

セラピストの、他のさまざまな職業と比べて少し特殊なところは、“物音を完全に鳴らさず、生理機能を2~3時間程度コントロールすることが出来なければ継続しがたい”といったところでしょうか。

トリートメント中は物音、くしゃみ、咳払い、多汗、お腹が鳴ること、トイレに関する全ての生体反応をコントロールして継続しないといけないという、慣れていなければかなりストレスになることを毎日当たり前に行えることが必要とされます。

同じ職業の方ならすぐに理解していただけると思いますが、新人セラピストや新人エステティシャンにとってはこの無音で高い集中力をもって2~3時間トリートメントすることがかなりの課題になるのだと思います。

そしてリズムと呼吸が乱れないようやり続けることはかなりのストレス負荷があるわけで、こういった点からも継続力の維持をどこまで持てるかで長いこと同じ職場で従事することが難しくなるところもあるかと思います。

セラピストという職業を継続させるコツ

セラピストという職業を長く継続させるコツを私なりに挙げると以下の点になります。

1. 勤務体制や勤務時間、休暇など無理がない程度に明確に規定されている職場で働く。

2. セラピスト自身のセルフケアを甘くみない。メンタル、フィジカルともにいくら疲れていても毎日自身でデトックスする習慣を身に着ける。

3. 集中力を長時間継続する方法を趣味から見つけ出す。(→トリートメントでの集中力向上が狙えること、さらに高い集中力を身に着けることで疲れが溜まりにくい)

セラピストという職業を継続したいけど1~2年しかもたない、休憩を挟んで転職を繰り返してしまう、環境を変えて転職後にもう一度長く続ける方法を身に着けたいという方は、ぜひ3つのコツをお役立てください。

2017年9月から新しいスタートが切れますように!

この記事を書いたコンシェルジュ

TAMAKO/美容家・コスメプロデューサー