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緊急事態宣言から解除に向けて

2020.5.25

新型コロナウイルスの影響が特に大きかった美容業界。緊急事態宣言の解除後はお客様が増えることが予想されます。美容業界で働く人は、今後お客様に接する上でどのようなことを心がければ良いのでしょうか。

面談

コロナの影響を直に受けた、と取りざたされているのは飲食業ですが、実は美容業界も同じです。

エステサロン、マッサージ、ヘアサロンなど、人と人との接点が密になるサービス業の代表です。

ようやく、緊急事態宣言(緊急事態措置)も段階的な解除の方向に。

日頃エステなど、サロンに通っていた人はどうしているのか、というと…。

 

自粛中に肌悩み増加90%、体重増加は65%

自粛中に肌悩み増加90%、体重増加は65%。

こんな記事が美STに紹介されていました。

ちなみに、肌の悩みとして、

  • むくみ 46%
  • ニキビ 43%
  • くすみ 37%

と続きます。

体重に関しても、

  • 変化なし 23%
  • 減った 12%

となっており、つまり残りの65%の人が増加です!!(シーズ・ラボ調べ)

私の周りでも、

「マスクをつけっぱなしにしているために、顎にニキビができた」

「運動不足で体重も増え、むくみが気になる」

「お酒の量が増えた。必然的に体重増加、お肌の調子もいまいち」

という声を度々耳にします。

さて、そんな状況ですから、早くサロンに行きたい!という人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、一方で、不安もあり・・・。

クリニカルサロン シーズラボHPより

美容サロン等の需要が増える一方で、不安の声もあります。

そのため、クリニカルサロン シーズラボでは、5月11日からの営業再開後は、お互いの安心のために、フェイスシールドを着用する(フェイシャル施術中)、とのこと。

同じような手段で接客をしているサロンはたくさんあるのではないでしょうか。

これによって、顧客だけでなく、施術する側も安心して接客できますよね。

 

コロナ明けの接客は「寄り添い」と「共感」がカギ

さて、コロナの影響で、お肌、体重の変化で悩んでいる方はもちろんのこと、精神的な不安や興奮をお持ちの方も増えています。

本人が気づかなくても、実はコロナのストレスにさらされているわけですから、誰もが平常ではありません。

そこで大事なのが、やはり接客です。

お客様の気持ちに寄り添い、話を聞いて、安心して施術を受けてもらう。

私は、コロナ明けの接客が、良くも悪くも、今後に大きく影響するのでは、と思っています。

今回の出来事は、「共感」できます。

誰か一人の身に起こったことではなく、世界中の誰もが、事情は違えど、同じ課題と直面しました。

サロンで働く側のストレスも、正直大変かと思いますが、よりお客様に寄り添い、共感しあうことで、心のケアにつながる接客となり、ファンが増えるかもしれません。

 

ちなみに共感するとは、

  • 同じような経験の接点をみつける
  • その時感じた気持ちの共通点をみつける

ことです。

 

そして、しばらく仕事がなかった、お客様が減って施術をあまりしていなかった人も多いと思いますので、思い切り、仕事を楽しみましょう。

仕事が楽しい!はお客様にも伝わるはずです。

 

この記事を書いたコンシェルジュ

藤井 佐和子/キャリアアドバイザー

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