一足早いバレンタインは春の薫り
2018.2.9
街にあふれるバレンタイン・チョコレートの香りは、今や春先の風物詩と言っても過言ではありませんが、この時季は春を感じさせる旬の食材も次々に登場しますね。立春を迎えたとは言えまだまだ厳しい寒さが続く中、みなさんも春の「薫り」を存分に味わいながら、まだ来ぬ春に思いをはせてみてはいかがでしょうか?
バレンタインデーまであと少し!
世界中の美味しいチョコが東京にはたくさん集まりますが、チョコが大嫌いという人はあまり聞いたことがないくらいチョコ好きの方は多いのではないでしょうか。
また、ポリフェノールを言い訳に(笑)食べ過ぎてしまうこともありますよね。
先日、6年来毎月ご来店いただいているお客様より一足早いバレンタインチョコを頂戴しました!
毎年バレンタイン近くになるとチョコを頂くのですが、私が大好きなメーカーのチョコ。美味しくて幸せな気分になります。
基本的に甘いものにはあまり興味がない私ですがチョコだけは別腹。いくらでも食べられちゃうのでバレンタインシーズンは大変危険です。
チョコは香りが芳醇で鼻から抜けるアロマを楽しめますが、個人的には甘すぎない大人な感じのチョコが好みです。
春の「薫り」でよみがえる記憶
先日、春の訪れを感じさせる“筍と蕗の煮物”を頂いたのですが、香りのものは頂いた時に心象風景の様な何とも言えない情景がふと脳裏によみがえり、心臓の鼓動が高鳴る感覚を覚えます。
私にとって蕗の香りは、子供の頃に庭で採り、アク抜きで手を真っ黒にしながら、出来上がった蕗の炊いたものを頬張る瞬間を思い出させます。
しかし、蕗なら何でもそうかといえば食していて全く記憶がよみがえらないものもあります。香りと味覚の記憶がその時のものに近くないと感じないのでしょう。
都会育ちの私ですが、食育に厳しかった母のおかげで季節の「薫り」を楽しめる大人になれたことは今となっては感謝です。
ただし、どんな食べ物でも気持ちがこもっているのが一番!
先日、出張帰りの友人から頂いたチョコは芳醇とは言い難いですが(笑)笑いとジョーク、愛を感じさせてくれました。
バレンタインデー間近、チョコから初春の薫りを感じてみるのも良いかもしれませんね。