母の日を彩るアロマやハーブの贈り物
2024.3.5
もうすぐ母の日ですね。
今年はどんなプレゼントをしようかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
アロマやハーブを使ったプレゼントを今年はぜひ取り入れてみてください。
母の日にカーネーションを贈る意味とは
毎年5月の第2日曜日は母の日です。母の日には、感謝の気持ちを伝え、赤いカーネーションを贈るという習慣が昔からありますが、その意味や由来はご存知でしょうか。
母の日の起源は諸説あります。アメリカでは1910年前後に始まり、1914年には正式に「母の日」と制定されたそうです。亡き母を思う女性が白いカーネーションを贈ったことから、母の日のシンボルとなったと言われています。
一方他国では、母の日は5月の第2日曜に限らず、2月や3月、8月や10月、11月……など日付や起源も様々です。
日本では戦後、アメリカに倣って5月の第2日曜に行われるようになったとされています。
贈るカーネーションの色は日本では赤色が一般的でしたが、近年では特に色に捕らわれることなく、贈る側の好みや母親の好きな色を選ぶようになってきましたし、カーネーションだけでなく時節柄アジサイなど、花の種類も多岐にわたるようになりました。多様性を尊重する今の時代に合っているともいえますね。
とはいっても、やはり花の色や花言葉を知ると、選ぶ楽しさやこだわりも取り入れることができます。
●赤いカーネーション
母への愛
存命の母に贈る定番のカラーのカーネーションで、母への最も率直な想いや感謝を伝えられる花です。
●ピンクのカーネーション
感謝
●白のカーネーション
私の愛情は生きている 尊敬
母の日が始まったシンボルが白のカーネーションです。亡くなった母を忍んで贈る定番の花です。
●オレンジのカーネーション
純粋な愛
母の好きな色が、その花言葉の意味と正反対なこともあります。実母なのか義母なのかによっても、贈る相手を想う気持ちが伝わるよう、予め尋ねておいたり探っておくのも時には必要かもしれませんね。
また、花の色や花言葉、花の種類にこだわるのももちろん素敵ですが、気にしすぎるのも返って苦しくなってしまいます。日頃の感謝の気持ちや労いの気持ちを、花と一緒に言葉や態度でも伝えられるといいですね。
花籠やフラワーボックスなどで色とりどりに
カーネーションやアジサイをそのままプレゼントするのもとても素敵ですが、最近では花屋さんやインターネットでの注文で、素敵なフラワーアレンジメントを作ってくれるところも増えてきました。春の花をふんだんに使ってもらうと華やかです。
どのようなアレンジが良いかわからない場合は、予算を伝えてお任せしたり、色や母の好きな花の種類を1つでも伝えるだけで素敵に作ってくれるところもあります。
また最近では、花束や鉢植え・寄せ植えだけでなく、花籠やフラワーボックス、プリザーブドフラワーのアレンジなど、スタイルも多岐にわたるようになりました。選び方もそれぞれです。贈りやすさ、育てやすさ、飾りやすさなど、自分や母の希望や環境、状況に合わせて贈れると良いですね。
春はたくさんの種類の花があり、香りも甘く華やかなものが多いです。種類や彩りに加え、花の香りも上手に演出できたらとても素敵ですね。
春のハーブをお料理やハーブティーに
花だけでなく、春はハーブもたくさんの種類が育ちます。香りの豊かなものもあり、しばらく愛でたら料理に使えるものもたくさんあります。お料理好きなお母様ならきっと喜んでくれますね。
春のハーブ
春のハーブとしてあげられるものは、このようにたくさんあります。
- ローズマリー
- ミント
- タイム
- イタリアンパセリ
- バジル
- ジャーマンカモミール
- レモングラス
- オレガノ
- セージ
- レモンバーベナ
- ルッコラ
お料理の他、ハーブティーやハーブウォーターを作ることもできます。摘みたてのフレッシュハーブは香り高く、ハーブティーにするとやさしい色をしています。
ハーブティーに合うフルーツ
ハーブのみが苦手な場合は、フルーツを一緒に入れると飲みやすくなります。
- いちご
- オレンジ
- レモン
- ライム
- グレープフルーツ
これらは、今の季節スーパーや八百屋で手に入りますので、ぜひオリジナルのフルーツ入りハーブティーなどを作って、お母様と一緒にアフタヌーンティーを楽しんでみてください。
香りと癒しを贈るエステやリラクゼーションのプレゼント
日頃の感謝を込めて、少し贅沢に、エステやリラクゼーションサロンでのケアをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
非日常を味わえるスパやサロンでのケアは、いつも頑張って家族の健康や安全を守り愛情を注いでくれているお母様を休ませてあげることができる場所です。
とびっきり贅沢な時間をプレゼントしても良いですし、お母様と一緒に受けられるスパやサロンなら、一緒に行って同じ時間を過ごすというのも親孝行になります。いつもと違う環境、空間、香りに包まれて、日頃の心と身体の疲れが癒えていくようです。
特に香りは記憶と結びつきやすく、楽しい時間は、香りと一緒にまた思い出されます。時間や年月が経ってからも、その香りを嗅ぐだけで、娘と一緒に行った、あるいは、娘にプレゼントされて行ったスパやサロンでの癒しの時間が思い出され、きっとお母様は胸がいっぱいになるはずです。
アロマテラピーを行っているサロンなら、お母様の好きな香りを見つけることもできます。香りとトリートメントとあたたかくやさしいおもてなしで、きっと素敵な一日になりますね。
花や物のプレゼントが照れくさい方は、このように一緒の時間を過ごせるエステやリラクゼーション、旅行やショッピングなども良いかもしれませんね。
楽しい時間を共有することで良い思い出になりますし、お母様の好きなものも改めて知ることができるので、次の贈り物を考えるきっかけがつかめるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
お母様へ感謝の気持ちを伝えるには、今は色々な形があります。形に捕らわれず、想いを伝えられたらいいですね。