アロマテラピーでおすすめの暑い・熱い夏の心と体のケア方法
2018.7.3
夏の暑さ・疲れにアロマを活用!おすすめの精油は?今年は例年よりもかなり早く関東も梅雨が明けましたね。梅雨明けしてから毎日とても暑く、身体がまだ慣れず熱中症や体調を崩している方も…。この暑さを乗り切るために、アロマでセルフケアをしましょう!夏の不調や疲れを癒すおすすめの精油や使い方をご紹介します。
W杯応援で寝不足の方にシャキッとアロマ!おすすめの精油は?
W杯が盛り上がっていますね。
放映時間が夜遅いこともあって、寝不足のまま翌日の仕事に向かう方もいらっしゃれば、深夜~明け方に放送されるときは、いつもより早起きし過ぎて日中眠くなってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
W杯の応援はもはや国民行事とも言えるほど日本でも熱く盛り上がっていますね。
そんな熱くなった頭、寝不足で回りにくくなっている頭をシャキッとさせたい方にアロマがおすすめ!
おすすめの精油は、ローズマリー、レモン、ユーカリグロブルスなどのスーッとした香りです。
もしお昼寝が5~10分でもとれる環境にあれば短時間でも寝てしまった方が良いような気もしますが、なかなかそうもいかないというときにはアロマの力を借りましょう。
デスク周りで使うときにはUSBに差し込むタイプの小さめの芳香器もありますし、持ち歩く場合はアロマペンダントやサシェに香りを忍ばせましょう。
上記の香りは刺激が強いので、何滴もたくさん使用するのではなくまずは1滴から使ってみましょう。刺激が強すぎると感じた場合は、フランキンセンスやスイートオレンジなどのやさしめの香りをブレンドするのもおすすめです。
W杯放送後は交感神経優位になっておりなかなかすぐに寝付けないという方も多いはず。そんなときでもスイートオレンジのアロマはおすすめですよ。
一日の暑さと疲れをアロマでサッパリ落とそう!
暑いときはどうしてもシャワーで済ませがちですが、しっかりと肩までお風呂のお湯に浸かると汚れだけでなく疲れもとれます。
お好きな入浴剤を入れたり、ちょっと贅沢に泡風呂にしてみたりなど、忙しさと暑さを乗り切った自分自身の身体を労ってあげましょう。
アロマでサッパリとした香り、感触のバスソルトを作成する場合は、ペパーミント、ジュニパーベリー、グレープフルーツなどの精油がおすすめです。
ペパーミントは体感温度を4℃程下げてくれると言われています。確かに、ペパーミントのスーッとした香りは嗅ぐだけで涼しくなりそうですね。
ジュニパーベリーやグレープフルーツは、甘さや苦みのある香りに爽やかさも加わり、心に元気やパワーを与えてくれそうな香りです。
天然塩に上記の精油を1~5滴(ブレンドする場合は合計で5滴以下となるように)混ぜてお風呂に入れよく混ぜます。肌が弱い方は1~3滴ほどにしておきましょう。
天然塩の代わりに重曹やバスミルク、はちみつを使っても良いかもしれません。
精油の量が少なく感じるかもしれませんが、たくさん入れてしまうと浴室という狭い空間の中で具合が悪くなってしまうこともあります。精油が肌に付いて刺激になってしまうこともあります。
上記の滴数をしっかりと守って、ちょっぴりスッキリ爽やかなアロマバスタイムにしましょう。
アロマによる癒しと体が温まる全身浴で、ぐっすりと眠れるのでおすすめです。
手作りアロマのアウトドアスプレーで外出先でも快適に
梅雨が明けて晴れの日が続き、夏休みに突入するお子様のいらっしゃるご家庭では、アロマ(精油)を使ったアウトドアスプレーを手作りする方も増えてきました。
忌避作用があるとされているレモングラスやシトロネラなどの精油がおすすめです。
アロマスプレーを作る際は、必ず精油の使用量、濃度に気をつけてくださいね。たくさん使えば良いというものではありません。
レモングラスやシトロネラの精油にはアルデヒド類の成分が多く含まれており、肌にたくさん付くことによって皮膚刺激になることもあります。
特にお子様に使う場合は、大人に使う量の1/10~1/2程度に抑えましょう。
また、スプレーだけでなくアロマペンダントや、持ち運びできる携帯用の芳香拡散器を持って行くのも良いですね。肌に付くのが心配な場合は、身の回りでできるこうしたアロマテラピーがおすすめです。
さらに、上記の香りにラベンダーなどの少しやさしめの香りをブレンドをすると、刺激の強い香りをやわらげることができます。
精油の働きを活かしながら、好きな香りもちょっぴりブレンドすると楽しくアロマを使うことができますよ。
火気に注意していただきたいため、スプレーする場所や精油の保管場所にはくれぐれもお気をつけください。
いかがでしたでしょうか。
蒸し暑く、身体がだるくなりがちな今の季節。アロマテラピーで快適に夏を迎える心と身体の準備をしましょう。