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精油を使ってセルフケア!アロマテラピー利用法で心と身体に癒しと美容を

2017.11.22

今日は精油やハーブを使った3種類のセルフケア方法をご紹介します。肌の乾燥や冷えを感じるときにおすすめの「フェイシャルスチーム」。疲労を感じているお客様にサロンでアドバイスすることが多いセルフケアの一つ「温湿布」。自宅で本格タイハーブを楽しめる「ハーブボール」。おすすめのセルフケアばかりですので、ぜひお試しください。

フェイシャルスチームお肌の乾燥に精油を使ったセルフケア。良い香りで皮膚に潤いを

最近お肌の乾燥が気になりませんか?

乾燥だけでなく、お肌が冷えていて自分で触ってビックリすることも。

冷えや乾燥はお肌の大敵です。しっかりとセルフケアしていきましょう。

おすすめは精油を使ったフェイシャルスチーム。やさしく良い香りを嗅ぎながら、自宅でもできる簡単フェイシャルスチームを楽しみましょう。

●準備するもの

・精油1~3滴
・洗面器
・バスタオル
・お湯

●やり方

①洗面器にお湯を張り、精油を1~3滴入れよく混ぜます。オススメの精油は、ラベンダー、カモミールローマン、フランキンセンス、ローズ、ネロリなどです。

②立ち上がる香りと蒸気が顔全体に当たるようにします。

③香りと蒸気が逃げてしまわないようにバスタオルを頭から覆い被り、目を閉じてゆっくりと呼吸をします。

寝る前や、リラックスしたいときに行うと良いでしょう。

また、メイク前に行うと気持ちもリラックス&リフレッシュでき、肌に潤いも与えられるのでメイクのりが良くなります。

ヒーリングミュージックを聴きながら行うと、より気持ちが落ち着きますよ。

気をつけることは、時々バスタオルを開閉すること。タオル内が熱くなりすぎたりこもり過ぎたりしないようにしましょう。

顔を洗面器に近づけすぎると熱く感じやすいので気をつけましょう。

また、精油の種類によっては粘膜への刺激が強いものもあるので、使わないか1滴に留めましょう。

とくに、普通に使っても刺激が強く感じるユーカリやペパーミント、ローズマリー、レモングラスなど香りの強いものは気をつけましょう。

目は閉じて行い、長時間行うのは避けてください。

咳が出ている時やぜんそくの場合は、かえってむせてしまうことがあるので注意してください。

温湿布精油とタオルを使ったセルフケア。1日の疲れをしっかり取る

これは私もサロンでお客様にアドバイスすることが多いセルフケアの一つです。

簡単にできますので、ぜひ習慣にしていただきたいです。

●準備するもの

・精油1~3滴
・洗面器
・フェイスタオルまたは手ぬぐい
・お湯

●やり方

①洗面器にお湯を入れ、精油を1~3滴入れます。混ぜなくて良いです。

②フェイスタオルまたは手ぬぐいを縦に二つ折りにして、端を両手で持って中央部分をたるませU字型にします。

③お湯に浮いている精油を、たるませたU字の内側部分ですくい取るようにしてタオルに付着させます。

④精油が付着した部分を内側にして、さらにタオルを二つ折りにし、ねじって中央部分の水分を絞ります。

⑤タオルを適当なサイズに折りたたみ、温めたい部分に当てます。

⑥タオルが冷めてしまったらすぐに外します。

おすすめの精油は、ラベンダーやローズマリー、ペパーミントなどです。

お好きな香りでも良いですが、皮膚が敏感な方は刺激の強い精油は避けるか1滴に留めましょう。

お湯が熱すぎるとヤケドをしますのでくれぐれも気をつけましょう。

水から作る場合は、タオルをラップで一重して電子レンジで40~50秒くらい温めると良いですが、その場合も取り出す時やタオルを開いた時にヤケドをする可能性があるので熱し過ぎないように気をつけましょう。

これは精油を使っても使わなくてもできる方法です。

首の後ろやお腹、肩の他、意外と冷えている膝や手首足首を巻いても良いかもしれません。

1~2分乗せるだけでもポカポカしてくるので血行も促進され固くなっていた皮膚や筋肉も緩む感覚がしてきます。

首の後ろや目の上にタオルを乗せるのが私自身は好きですし、おすすめしています。

ただし目の上に乗せる場合は、刺激の強い精油は避けましょう。

ハーブボール本格タイハーブを楽しむセルフケア

ハーブボール(ハーバルボール)はご存知ですか?

タイ古式マッサージなどのサロンに行くとメニューの中にあるところも多いです。

布の中に数種類ものハーブが入っており、それをくるんで、蒸し温めたハーブボールを首や肩、腰、足などに心地良い圧で当てていき染み出たハーブのエキスの香りが肌と心をほぐし癒していくという施術です。

写真ではサロンでハーブボールを受けているものではありますが、自宅で、自分でハーブボールを蒸して疲れや冷えの気になっているところに当てることもできます。

ハーブボールを選ぶポイントは、天然ハーブが使われているということ。

有名なのはタイ産のハーブボールです。

  • ポンツクショウガ
  • レモングラス
  • ウコン
  • ガシュツ
  • こぶみかん
  • サンキョウ
  • アカシア

などなど数種類~数十種類のハーブがバランスよく配合されています。

精油と違いタイ産のハーブボールの香りはとても強いですので、安全性のため濃度1%以下や数滴しか精油を使えないアロマテラピーでは香りが物足りないなという方にはおすすめです。

また、最近は日本産のハーブボールもあるようですよ。

ハーブボールもしくはハーバルボールの名前で検索するか、ハーブボールがメニューにあるタイ古式のサロンでも購入できるところがありますので尋ねてみても良いでしょう。

ブレンドされているハーブによっては期待できる作用や注意事項も異なりますので、ご自身の体調や希望に合わせたものに出合えると良いですね。

製造元や生産地がわかるものを購入すると安心です。

ハーブボールは数回使って香りがなくなってきたら、お風呂にそのまま投げ入れることもできます。

ただし、色の濃いものは浴槽やタオルに色がついてしまうこともありますので気をつけましょう。

いかがでしたでしょうか。

フェイシャルスチームや温湿布は一度やってみると2回目3回目はとても簡単にできますので、その日の気分で香りを変えてみることで気分転換を図りながらセルフケアに利用できます。

ハーブボールを使うセルフケアは、蒸して温めたらお疲れ箇所にポンポンと適度な圧をかけて行うだけです。

面倒な場合はお風呂にそのまま入れてしまって染み出るエキスと香りを楽しむのもOK。

ご自身の体調に合わせてできるものからチャレンジしてみてくださいね。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト