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五月病をアロマで乗り切ろう!

2016.5.6

五月病で気持ちが落ち込むときにおすすめのアロマテラピーとは?ゴールデンウィークも終わりを迎え「なんとなくやる気が出ない…」という方は、もしかすると五月病かもしれません。五月病は、気分転換をこまめに上手にしていくことで、自然と回復していくことが多いです。そこで今回は、気分転換におすすめのアロマテラピーをご紹介します。

チョコレート

新年度がスタートして1か月。新しい環境、新しい人間関係、新しい仕事には慣れてきましたか?

最初は張り切っていたものの、ようやく周りが見え始めてきたちょうどこのくらいの時期にふと我に返り、「理想と現実のギャップ」に悩んだり、「次の目標が見つからない」「なんだか人間関係がうまくいかない」「周りについていけずなんだか疲れた」という方がいらっしゃいます。

もしかして五月病?アロマで対策するには…

 

この時期によく聞く「五月病」は、そもそも医学的な正式名称ではありません。このような病名は存在しないのです。

ではなぜ五月病と言われるようになったかというと、4月に進学や就職、転勤、異動などで環境が変わり、うまくその環境に適応できずにストレスを感じてしまい、ちょうど1か月程経った5月頃にかけてうつ状態になるため「五月病」と名づけられました。

この五月病は、医学用語では「適応障害」にあたるといわれています。

では一体どんな症状が五月病といわれているのでしょうか。

  • 不眠
  • 食欲不振
  • 胃の痛み
  • 動悸
  • めまい
  • 息苦しさ
  • 無気力感
  • 焦り
  • 不安
  • イライラ

など。

さらに具体的には、

  • 人と会うのが億劫になった
  • 睡眠不足が続いている
  • 朝、なかなか起きられない
  • 集中力が続かない、ミスをすることが増えた
  • 休日も自宅から出られないくらい億劫、面倒
  • 趣味もやらなくなった

これらが続いている場合は、五月病にかかっている可能性が高いといえます。数か月続くようなら、一度受診したほうが良いでしょう。

五月病は、気分転換をこまめに上手にしていくことで、自然と回復していくことが多いです。

また、環境にも慣れリズムが整ってくるとこれらの症状が消えていくこともあります。

今回は、そんな気分転換におすすめのアロマテラピーをご紹介いたします。

チョコの香りはリラックス効果が高い!?五月病かもと感じたら、口に入れるものでリラックス&リフレッシュを

チョコレート
 

大人も子供も女性なら大好きなチョコレート。実はチョコレートの香りは、集中力や記憶力を高めるといわれています。

また、カカオの苦み成分であるテオブロミンが、神経を鎮静させリラックス効果をもたらしてくれます。

よく、疲れた時にチョコレートや甘いものを口にすると「ホッ」としますよね。テオブロミン成分が私たちのその「ホッ」を引き出してくれるのですね。

ハーブティー

 

また、気分転換にハーブティーもおすすめ。普段飲んでいる飲み物を温かいハーブティーに代えてみましょう。

ノンカフェインのハーブティーは、五月病の症状にある「胃の痛み」を和らげてくれます。

昼間から交感神経が高ぶったまま夜なかなか寝付けないでいたり、翌朝もスッキリ起きられないというときには、夜眠る前に温かいハーブティーをゆっくりと飲んでください。心も身体も緩み、お腹も温めてくれます。

普段ハーブティーを飲む機会があまりない方におすすめな初心者向けハーブティーは、カモミールティーやペパーミントティーです。

カモミールは、万能のハーブともマザーハーブ(母の薬草)とも言われるくらい優れた薬効成分がたくさん入っています。

ピーターラビットのお話はご存知ですか?お腹を壊したピーターに、お母さんウサギがカモミールを煎じてくれるシーンがあります。

このお話からもわかるように胃腸のケアをしてくれる作用があり、ストレスで下痢や便秘を繰り返している場合にも用いられます。

ほかには、鎮静効果や消化促進などの効果があり、疲れが取れてリラックスできる効果もあります。ストレス解消や緊張を和らげ、安眠をもたらします。

そのままでは飲みにくいという場合は、ホットミルクを少し足してみてください。まろやかで飲みやすくなります。

また、ペパーミントはリラックスとリフレッシュの同時作用が期待できます。

こちらも消化促進やイライラ、ストレスの解消にも良いとされています。飲んだ瞬間から感じるスーッとした香りとのど越しは、眠気覚ましにもなり、朝や食後にもピッタリです。

ストレスケアが最大の五月病対策。仕事終わりや休日にはアロマトリートメントで心と身体をゆっくり休めましょう

浜辺
 

仕事終わりや休日は、気分転換もかねてアロマボディトリートメントを。

五月病におすすめの香りは、

  • ローズ
  • ローズマリー
  • ベルガモット
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • ペパーミント
  • ラベンダー

など。

スッキリとした香りは頭もスッキリさせてくれます。

また、リラックスできる香りは疲れた心と身体の両方にアプローチしてくれます。

これらの香り以外にも、自分が「好き」「落ち着く」と思った香りがアロマテラピーサロンやリラクゼーションサロンに用意されていたら、希望してみましょう。

好きな香りに全身包まれて、施術が終わったら心も身体も軽くなっているはずです。

大型連休もあり気分転換するには良い季節。

ところが五月病になると心と身体も疲れがちになります。

しっかりと睡眠、栄養を摂ることも大切ですが、寝すぎるのも禁物です。生活リズムが狂うと、体調も崩してしまいます。

これまでのリズムを大きく変えない程度にゆっくりと休んで、アロマも使って上手に気分転換をしましょう。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト