アロマコーディネーターって?資格取得のメリットや資格取得方法について解説!
2024.8.14
アロマに関する資格というと何か思い出すものってありますか?
あまりご存じない方が多いかと思いますが、実は色々な種類の認定資格や検定があり、資格取得に際して学ぶ内容も様々です。
今回はその中から、アロマに興味があり、もっと知りたいなと思っている方や、アロマを仕事にしてみたいと思った方におすすめの「アロマコーディネーター」についてご紹介します。
アロマコーディネーターとは
アロマコーディネーター資格をご存知ですか?
アロマコーディネーターとは、花や草などの自然から生まれる香りの知識をもとに、より豊かな生活を提案したり、様々な場面でアロマを活かせる人のこと。
アロマショップの開業、運営、アロマ関連セミナーの開催などに活用されており、アロマセラピーに関する基礎知識を備え、アロマを安全に生活に取り入れることができる人を示す、日本アロマコーディネーター協会(JAA)が認定するアロマの資格です。
日本アロマコーディネーター協会(JAA)では複数の認定資格がありますが、その中でも一番ベーシックでオールマイティな資格と言われています。
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日本アロマコーディネーター協会のサイトはこちら
※「アロマコーディネーター」は2004年に商標登録を受けた、日本アロマコーディネーター協会のみが認定・使用できるアロマセラピーの認定資格名称です。
アロマコーディネーターってどんな知識を持っているの?
では、実際にどんなことが身に着くのでしょう?
スクールでのカリキュラム例を下に記載しましたが、アロマコーディネーターの資格を目指すと、オールマイティと言われるだけあって、アロマについて基礎的な内容から専門的なことまで幅広く学ぶことができます。
ずらっと並べるとちょっと難しそうな気がして身構えてしまいますが、実際に精油なども使いながら行う実習もあり、アロマバスやスキンケアアイテムを作ったりと実践的なことも学べるため、興味を深堀していく形で学べる内容になっています。
※カリキュラム詳細は学校によって異なることがあります
▼学習する内容はこれだけあります
・アロマセラピー概論
・精油の抽出方法
・ブレンドの比率と香りの相性
・人間の脳と嗅覚
・フェイシャルトリートメント理論
・ボディトリートメント理論
・アロマセラピーと精油の歴史
・精油の安全性
・精油に含まれる成分
・香りの心理作用
・アロマセラピーに関する法令
では、資格を取得することでどういったメリットがあるのでしょうか?
資格取得のメリット
専門的なスキルの証明になる
身に付けた知識を資格として形にすることで、アロマを安全に生活に取り入れることができるという客観的な証明になります。
キャリアアップにつながる
現在お仕事の中でアロマを取り扱う事がある方はもちろんですが、お客様に正しい知識を伝えることができるようになることで仕事の幅が広がるかもしれません。実際に、医療関係や介護関係の方も現場で役立つ場面があります。
アロマコーディネーターができること
アロマコーディネーターの資格を取得したらできること。代表的な4つをご紹介します!
アロマショップやサロンで働くことができる
エッセンシャルオイルの正しい使い方をお客様に提案したり、アロマサロンでセラピストとして活躍することも可能です。
アロマ関連のお仕事を考えている方には有利になる資格と言えるでしょう。
アロマショップやサロンを開くことができる
アロマの知識を活かして、アロマショップやサロンを開業することができます。
アロマのブレンドの知識を活かして、アロマグッズを開発したり、自分のアロマのお店で販売できるなんて素敵ですよね。
ワークショップの開催ができる
アロマコーディネーターになることで、ワークショップを開くことができます。
イベントでアロマブレンドやアロマクラフトを作るワークショップを行ったり、自宅で友人・知人を招いてプチ体験会を開いたりと、人と関わるのが好きで、アロマの魅力を広めたい方にぴったりですね!
介護や病院、職場などで活かすことできる
アロマテラピーは医療や看護に従事されている方にも役立つ資格です。
メンタルケアや、トリートメントケアなど、心地よい看護・医療を提供することができます。
ご自宅でのセルフケアや、ご家族のケアにも幅広く役立ちますよ。出歩くのが大変な方のところへ、出張しトリートメントを行っている方もいらっしゃいます。
アロマコーディネーターの資格を取るためには
アロマコーディネーター資格取得には2つのステップがあり、指定のカリキュラムを修了し、認定試験に合格することで取得することができます。
指定のカリキュラムは、JAA直轄校である日本アロマコーディネータースクール(通信講座)またはJAAの各認定加盟校(通学講座)にて可能です。
JAA認定校一覧より、お近くのスクールを探すことができますよ!
まずはパンフレットを取り寄せて、イメージを掴んでみましょう。
協会の認定スクールで所定のカリキュラムを修了してから、アロマコーディネーター認定試験を受験して合格することで資格を取得することができます。
通信講座もあるので、スクールに通うことが難しい方でも学ぶことができますね。
アロマコーディネーター資格取得の流れ
アロマコーディネーター認定試験の概要をご紹介
アロマコーディネーターの試験形式
・理論試験(筆記及び択一式)
・小論文(800字程度の課題作文)
試験実施日
年3回(2月、6月、10月を予定)
受験資格
日本アロマコーディネーター協会(JAA)が認定するスクールで所定のカリキュラムを修了していること
受験料
11,000円
登録料&年会費
登録料 33,000円、年会費 13,200円
試験の難易度は?
合格率は公表されていませんが、JAAの入門的な資格なので、難易度はそれほど高くないと言われています。
アロマコーディネーター資格で扱う精油
アロマコーディネーター資格取得のためのカリキュラムでは
- イランイラン
- グレープフルーツ
- サイプレス
- ゼラニウム
- ティーツリー
- フランキンセンス
- ベルガモット
- ユーカリ
- ラベンダー
- レモングラス
など、32種類の精油を使用します。
専門知識が求められる資格のため、しっかり勉強する必要がありますが、アロマの基礎を学べるので、アロマ初心者でも挑戦できますよ。
アロマの専門知識を備えて、楽しみ方の幅を広げてみませんか
アロマの知識はWEBサイトやSNSからでも簡単に調べることができますが、資格を取得することで基本となる知識を身に付けた上で、自分の可能性を広げたり、キャリアアップの第一歩を踏み出すきっかけになります。
資格と聞くと難しいイメージがありますが、しっかり指定のカリキュラムを受講してから試験に挑むので、講座+自主学習を行えば合格を狙えると言われています。
アロマに興味を持ってくると、健康面や精神面に使いたいと思う気持ちが芽生えませんか。
もっと知りたい!勉強したい!
勉強した知識を使って、アロマを仕事にしてみたい。と思った方は、チャレンジしてみませんか♪