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毎日できる、バスタイムを上手に使って優しく心もいたわる身体のセルフケア方法

2022.4.12

新年度を迎え、慣れない毎日に緊張が続いている方も多いと思います。
新しい環境、新しい出逢い、新しい生活。スタートの季節は、どうしても無理をしがちです。

そんな時こそ時間を上手に使いながら過ごしていきたいものですよね。

今回は、毎日のバスタイムを上手に使って、身体のケアをしながら心も一緒にケアをする、自宅でできるおすすめのケア方法を紹介していきます。

入浴

アロマバスタイムで心と身体をリセット

緊張した一日がやっと終わったはずなのに、帰宅後もしばらくその緊張や興奮が抜けず、夜、寝付けないという方が多いこの時期。

まずはしっかりとお風呂に浸かりましょう。ぬるめのお湯にゆったりと浸かります。予め好きな香りの入浴剤をいくつか用意するなどして、その日の気分で変えられると良いですね。

毎回同じお気に入りの香りを使うのも良いですが、この時期は、毎日もしくは2~3日に1回香りを変えることで、上手に気分転換をはかることができます。

効果効能で香りを選ぶよりも、直感や気分で使い分けましょう。頭を使って選ぶよりも、好きか嫌いか、心地よいかどうかの本能で選ぶ方が、心と身体のスイッチをONからOFFに切り替えるのに適しています。

どんな香りが良いかわからない方におすすめしたい香り

  • ラベンダー
  • グレープフルーツ
  • ペパーミント
  • ヒノキ
  • ローズ

これらはエッセンシャルオイル(精油)に限らず、入浴剤にもよくある香りです。試しにいくつか揃えてみても良いかもしれませんね。

入浴中は、あれこれ考えたり思い出したりするよりも、頭をいったん空っぽにする気持ちで過ごしましょう。自分では気が付かないうちに身体のどこかに力が入り過ぎて硬くなっていたり、冷えていたりすることもあります。翌日に持ち越さないためにも、入浴中はスイッチの切り替えの時間に充ててみてください。ぬるめのお湯にゆっくりと入ることで、疲れた心と身体にじんわりとあたたかさが染み渡ります。

好きな香りを使うことで、一日頑張った自分をなぐさめてくれ、スムーズに眠りにつくのを助けてくれます。シャワーで済ませずゆっくりとバスタイムを過ごしてください。

お顔のケアはこの上なくやさしく

新しい環境、新しい職場、新しい人間関係どうしてもあちこちに力が入ります。顔の筋肉がこわばっていませんか。キリッとした表情、満面の笑み、ハキハキとした受け答えなどで、これまで動かしていなかった顔の筋肉部分が、まるで筋肉痛にでもなったかのように突っ張る感じや違和感を抱くこともあります。

ハンドプレスをする

メイクを落とし洗顔が済んだら、化粧水や美容液、オイルやクリームなどをいつもより少し多く、そしてやさしく塗布します。それからあたたかい手で顔を包み込むようにじわーっとハンドプレスします。

「頑張った私、お疲れ様」という気持ちでお顔をやさしく包んであげましょう。自分で自分をやさしく包むことで、自分自身にやさしい気持ちが抱けます。このようにして一日頑張った自分を褒めてあげるのです。

お顔を包むのは、入浴中に行うと尚あたたかみが増して良いでしょう。凝り固まっている表情筋をマッサージしたくなると思いますが、それは休日に行いましょう。緊張状態が続いた日に、セルフケアまで頑張ると、なかなかリラックスができません。どうしても気になる場合は短時間に留め、やさしい圧で行います。お顔の筋肉もOFFにしてあげましょう。

シートパックを使う

日常使いできるシートパックを使うと、入浴後もお顔のケアが簡単にできます。疲れているときでも顔に乗せて剥がすだけのシートパックは手軽で楽チンです。このような時期だからこそ、なるべく自分にご褒美をあげながらセルフケアをしてみてください。

足のケアは頑張り過ぎずに

慣れない服装やパンプスでの移動。新入社員の方を見ていると、初々しさを感じ応援したくなる半面、仕事柄、お節介ながら足のリラクセーションケアをしてさしあげたくなる私です。

仕事帰りや休日にサロンに寄って疲れを取る、というのは今はなかなか難しいと思うので、ぜひ帰宅後に簡単なセルフケアをしていただくと、明日もまた頑張れるのではないかと思います。

入浴にあわせて行う足のセルフケア

バスタイム中に行う場合は、香りのついているボディケア用のバスソルトを使ってふくらはぎや足裏のセルフケアを行うと良いでしょう。香りとソルトのテクスチャーで、ケア後はスッキリとします。

バスタイム後に行う場合は、オイルやクリームなどを塗布し、適度な圧でふくらはぎや足裏をさすったり揉んだりします。念入りに行い過ぎると返って疲れてしまいますので、頑張り過ぎない程度に留めます。

足のケアに使いたいおすすめの香り

お気に入りの香りのオイルやクリームを使う方が良いですが、選び方が分からない方におすすめの香りはこちらです。

  • ローズマリー
  • レモングラス
  • ゼラニウム
  • ジュニパーベリー
  • ラベンダー

スーッとした香りが、爽快感を感じられスッキリします。

自分でさすったり揉んだりするケアが難しい方は、足裏やふくらはぎに貼るシートも販売されています。貼るとスーッとしたり、シートの付着面にジェルが付いていてヒンヤリして気持ちの良いものもあります。寝る前に貼って、朝起きて剥がせば、足が幾分軽くなっているはずです。

いかがでしたでしょうか。
まだまだ新年度は始まったばかりです。新しく、気持ちの良いスタートを切り、これから進んでいくために、無理のない身体のケアで心も労わってあげましょう。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト

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