一日の終わりをリラックスして締めくくるハーブとアロマの上手な活用法
2021.6.22
先日関東もようやく梅雨入りしましたね。毎日ムシムシしていて、ヘアやメイクが崩れプチストレスが溜まっていたり、あちこちむくみの気になる季節になってきましたが、あなたの心と身体はリラックスできていますか。
今回は、心と身体をしっかりと休ませることができるようにハーブとアロマの力を活かした「リラックス」に焦点を当てていきたいと思います。
バスタイムは季節のハーブがおすすめ
一日の締めくくりとして、湯船にしっかりと浸かっていますか。
蒸し暑い日が訪れるようになってからというもの、「シャワーで済ませてしまう」という方も増えてきたように思います。忙しかったり、疲れていたりすると、どうしてもシャワーのみで短時間で済ませがちです。
確かに、シャワーは髪や身体の汚れを落とすには簡単でラクチンですが、身体の疲れを取るにはやはり物足りないというもの。
お風呂に浸かる時間を何時間も取る必要はありませんが、5分や10分でも湯船に浸かることで、身体が温まり、気持ちも穏やかになります。(長風呂がお好きな方はのぼせない程度にどうぞ)
もし、忙しい時間の中で過ごすバスタイムなら、好きな香りやカラーの入浴剤を使ってみるのはいかがでしょうか。いつもならやらない泡風呂も気分転換になります。
また、入浴剤だけでなく、庭やプランターでハーブを育てている場合は、そのハーブを入れるのもおすすめですよ。
ハーブを入浴剤として使う
ハーブをよく洗って、お風呂に入れましょう。あとかたづけが心配な場合は、いくつかのハーブを紐で縛ってハーブブーケにしてお風呂に浮かせると安心ですよ。
小さなハーブでサシェを作る
小さなハーブがこまごましている場合は、サシェを作りましょう。オーガンジー巾着やお茶パック(だしパック)などにハーブを詰めてお風呂に入れます。少し揉みこむと香りが立ちやすいです。
今の季節は、ペパーミント、スペアミント、アップルミント、ローズマリー、レモンバーム、ラベンダーなどがおすすめです。ハーブのスッキリとした香りが、お湯の温かさと合わさって気分転換しながらもリラックスできます。ラベンダーの花穂が湯船の中でバラバラになるのが気になる方は、バスタイム中に触って遊ばないようにしましょう。
寝る前に温かい飲み物を
お風呂上りは身体が温まっているため、ついつい冷房や扇風機に当たったり、冷たい飲み物を飲んだりと、すぐ身体を冷やしがちですが、汗が止まらない場合やのぼせてしまいそうな場合を除き、お風呂上りや寝る前は、身体が冷えすぎてしまう行動や飲み物は避けましょう。(ただし熱中症や脱水症状を起こしている場合はこの限りではありません。)
できれば、常温か温かい飲み物を飲むようにしてください。寝る前はノンカフェインのものを選ぶと良いですよ。
梅雨におすすめの飲み物
ハーブティの場合は、飲みやすさでいうとローズヒップやハイビスカス、レモングラス、カモミール、エキナセア、エルダーフラワー、ペパーミントなどがおすすめです。また、最近人気のルイボスティも飲みやすく、これからの季節に特におすすめです。
他には、コーン茶や黒豆茶なども良いです。コーン茶はほんのりコーンの甘さと香ばしさを感じられます。黒豆茶は香ばしさだけでなく、甘さも感じられてどことなくホッとする感じがあります。どちらもカフェインゼロですので、眠る前に飲んでも大丈夫です。
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安眠はやさしい香り空間で
年代を問わず、「なかなか寝付けない」「夜中に目が覚める」という方が増えています。バスタイムで一日の汚れと疲れを落とし、温かい飲み物を飲んだら、あとは肌触りの良いお布団で眠りましょう。
睡眠に不安のある方は、ほんの少しだけ香り(精油・エッセンシャルオイル)を使ってみるのもおすすめですよ。
香りを使う上で大切なのは、「あなたが好きだと思う香りを使うこと」です。自分の好きな香りがわからない、どうしても香りが選べない、という場合は、以下の香りのうちどれかを試してみてください。
ベルガモット、スイートオレンジ、ゼラニウム、ネロリ、ラベンダー、ホーウッド、ニアウリ、ゆず、ベチバー、サンダルウッドなど。
希少な精油ネロリ。どうしても高価になってしまいますが、アロマ好きの方にはぜひ試していただきたい香り
枕元で使う精油(エッセンシャルオイル)の使い方
- ティッシュにほんの1滴垂らします。
- 1を枕元に置きます。
それだけです。エッセンシャルオイルの香りは、1滴でも充分香ります。まずは1滴試してみてください。
もし、垂らし過ぎてしまった場合は、枕元ではなく足元など少し遠くに置いておきましょう。強すぎる香りは、かえって香りが気になってしまうため、眠りの妨げになります。なので、目を閉じた時に、「なんとなくいい香りがするな」くらいのやわらかさがポイントです。
いかがでしたでしょうか。
季節の変わり目で、気が付かないうちに心や身体にも疲れが溜まっています。まずは、その日の疲れを翌日以降に持ち越さないこと。もし、疲れが溜まってきてしまっているな~と感じたら、バスタイムを見直してみましょう。ほんの少しの時間でもお風呂に浸かることで心と身体がリセットされます。
ストレスが溜まりやすい梅雨の時期、やさしいハーブとアロマの香りで乗り切りましょう。