オンライン会議中や勉強中に楽しむアロマとハーブティー
2021.5.18
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などで、まだまだ遠出や外出もままなりません。
休日や仕事終わりに気分転換を図るのが難しいと思いがちですが、だとしたら…仕事中や勉強中に、ちょっぴり気分転換がてらアロマやハーブティなどを楽しんでみませんか。
ハーブ活用法:飲み物を大好きなハーブティーに変える
仕事終わりや休憩中にハーブティーを飲みますよ、という方もいらっしゃいます。もちろん、それもOKです。ただ、リモートワークになってからは時間の区切りが難しく、まとまった休憩が取れなかったり、なかなかゆっくりとできないという方も。
そんな時は、仕事中からハーブティーを飲んでしまいましょう。
集中して仕事をするとき、勉強するとき、オンライン会議をするとき…、ちょっと一息つくときにハーブティーを飲めば、ホッとする瞬間を作ることができますよ。
ご自宅で育てたハーブでフレッシュハーブティーを
上の写真は、私が自宅のプランターで育てたハーブたちを丁寧に洗って、作ったフレッシュハーブティーです。
自宅で現在お仕事をされている方は、朝仕事を始める前に育てたハーブを摘んで洗っておき、熱湯を注いだポットに入れておくと冷めにくく2~3杯飲むことができます。
ちなみにこちらのハーブは、アップルミント、ペパーミント、スペアミント、レモンバームを適当に合わせたものです。
レモンバームやスペアミントを多めに配合するとスッキリとして飲みやすくなりますよ。
リラックス&リフレッシュ効果のあるハーブティー
ミント系のハーブティーは、胃腸の調子を整えてくれたり、リラックス&リフレッシュ効果、口臭予防効果などが期待できます。
スッキリとした爽やかな香りが、気持ちをシャキッとさせてくれるだけでなく、ハーブティーの香りは精油のような強さは無いので、その分、程良いリラックス作用もあり、緊張感のある仕事中や勉強中にはもってこいです。
フレッシュハーブティーでなくても、ティーパックタイプのハーブティーをいくつか用意しておけば、その時の気分で選ぶ楽しさもありオススメです。
美肌作りにおすすめのハーブティー
ローズヒップとハイビスカスの組合わされたハーブティーは、真っ赤な色が特徴的で程良い酸味もあり、美肌作用も期待できます。
ローズヒップもハイビスカスもビタミンCが豊富です。ストレスを多く感じている人は、ビタミンCを多めに摂る必要があります。食べ物だけで摂るのがなかなか難しいという場合は、このようにハーブティーとして摂取するといいですね。
ハーブティー初心者の方には
ハーブティーデビューしたいけれど飲み慣れていない、という方は、フルーツもブレンドされているものを選ぶと良いです。
飲みやすく、クセも少ないので、美味しく感じるものが多いです。まずは、何種類か組み合わされているタイプのセットを購入してみて、自分好みのものを見つけてみてはいかがでしょうか。
カロリーが気になる方や胃腸がお疲れ気味の方におすすめの純国産ベジ&ハーブティー
アロマ活用法:ディフューザーやペンダントを活用しよう
集中したいとき、ちょっと小休憩をとろうというときにおすすめの香り(エッセンシャルオイル)をご紹介します。
集中したいとき
グレープフルーツ、ローズマリーカンファー、薄荷、レモン、ユーカリラディアータ、スイートオレンジ、ラバンディングロッソなど。
いわゆるスッキリ系の香りを多めに挙げましたが、これらの香りでなくてももちろんOKです。
・身体の声を聞いてアロマの香りを使い分ける
というのは、集中したいときというのは、シャキッと目が覚めるような香りを使いたいと感じる人もいれば、逆に気持ちを落ち着かせて物事に取り組みたいという人もいるので、その場合は気持ちを落ち着かせることができる、いわゆるリラックス系の香りを使うこともあります。
これはその場の、その人の状況や感じ方によって違います。ですので、「この香りを使ったから集中できる」というよりも、使ってみてちょっと違うかな、集中できると思ったけれどそうでもないな、と思ったら、別の香りに変えてみるというのも大切です。ここは、自分自身の身体の声をしっかりと「正直に」聞いてあげないと意味がありません。なので、ぜひ、いくつかの香りを用意しておくことをおすすめします。
・アロマを簡単に使うには?
アロマの香りを使うときは、アロマディフューザーやアロマペンダントを使うと良いです。特にアロマペンダントは、自分だけが香りを楽しめるので、香りの嗜好が異なる家族と一緒の空間でリモートワークをしている場合やペットがいる場合は、アロマディフューザーよりもアロマペンダントを使う方がおすすめです。
気持ちを一旦OFFにしたいとき(休憩時間)
ベルガモット、ホーウッド、フランキンセンス、ゆず、ラベンダー、サイプレス、ネロリなど。
やさしく、落ち着いた、甘めの香りを多めに挙げました。仕事中の小休憩はあくまでまた仕事に戻るという前提になるので、まったりとしすぎない香りをご紹介しました。
仕事が終わりこれから眠るというとき
サンダルウッド、ヒノキ、イランイラン、ゼラニウム、ベチバー、シダーウッド、ブラッドオレンジなど。かなり重めの香りばかりですが、使用する量はほんの少し(1~2滴)で充分。
①や②の香りと組み合わせて使うと翌朝の目覚めもスッキリすると思います。
夜眠るときは、アロマディフューザーやアロマライト(間接照明)などを利用すると、寝室にほんのり香りが広がり良いですよ。
勝負用ロールオンアロマを持っておくと安心
近年流行りのロールオンアロマ。首筋や肩をコロコロと転がすと、ボトルに入っているオイルから良い香りがして、気分転換になります。
先程ご紹介した香りで自分だけのオリジナルのロールオンアロマを作っておくのもおすすめで、仕事に集中したいとき用、リフレッシュ用、眠るとき用…など、その時の「勝負」用にいくつか用意しておくと、仕事や勉強をしながら自分自身の心と身体のケアもできてしまいます。
ロールオンアロマを作るには
ご自身でロールオンアロマを作るときに気を付けるのは、香りの濃度。ついつい精油の量が多い方が良いように思ってしまいますが、植物油やアルコール等の基材に対し精油の濃度は1%以下にします。
ベースにするおすすめの植物性基材は、マカデミアナッツオイル、ホホバ、スクワランなどです。
10mlのロールオンボトルで作成する場合は、上記の植物性基材を10ml、精油は2滴までです。使用する前に必ずボトルを軽く振ってから使いましょう。2滴では精油の量が少ないと感じがちですが、首筋や肩、手首などにコロコロ転がしているとほのかに香りが香ってきて、そのやさしい香りに癒されます。強すぎる香りは刺激になり、仕事や勉強の妨げになることもありますので、必ず濃度を守って作り使うようにしましょう。
顔やこめかみに塗りたい方は
こめかみなどに塗りたいという方は、濃度0.5%以下にしてください。そして、光毒性のある精油(上記の場合、グレープフルーツ、レモン、ベルガモット)や皮膚刺激のある精油ははじめから使わないなど注意が必要です。
アロマテラピーやアロマクラフト作りに使い慣れていない方は、あまり顔に塗るのは正直おすすめではありません。お顔の皮膚は薄く、また目の周りは粘膜刺激になることがあります。無理にお顔には使わず、首筋や肩、手首など、少し目や鼻などから離れた場所に使うようにしましょう。
どうしてもお顔に付けるロールオンアロマが作りたい方は、アロマテラピー教室などで学んでからにしましょう。
自分で作るのは難しいという方には
自分で作るのが難しいという方は、アロマショップなどに行くと最近は様々な香りのロールオンアロマが販売されているので、香りを確認して1本買ってみましょう。
いかがでしたでしょうか。
お仕事中、勉強中にできそうなことばかりでしたね。ONとOFFの切り替えをしっかりとすることで、心と身体に無理をさせ過ぎないで済みます。ぜひ、香りを楽しみながら仕事も勉強も頑張ってくださいね。