夏に疲れがたまりやすいのはここ!できるセルフケアとは。
2019.8.15
暑い日が続き疲れがたまりやすくなっています。プロの手を借りる前にご自宅でできる簡単なセルフケアに挑戦してみませんか?今回は、ジェルやクリーム、オイルなどで行うセルフフットトリートメント、首や肩のストレッチ&温め、セルフヘッドセラピ―の3種類のセルフケア方法をご紹介します。こまめなケアで毎日を楽に過ごしましょう。
足のだるさやむくみが気になる時のセルフケア
もしかすると梅雨の時季よりも今の時季の方が「足がだるい」「足がつる」「足がパンパンでつらい」というお声を聞くかもしれません。
連日の猛暑日で冷房もつけっぱなしのことが多いため、足の冷えも気になるところです。
お風呂上りやシャワーの後に、ジェルやクリーム、オイルなどで丁寧にセルフフットトリートメントをしましょう。
お風呂上りなのにも関わらず実は足が結構冷たくて驚いた、という方もいます。
その場合は、粧材を使ってケアをする前に面倒でもフットバスを5分でも良いので行ってみてください。
それが手間な場合は、シャワーを浴びている最中に、浴室用椅子に座って桶に入れたお湯に足を浸ける(浴室で足湯を行う)という合わせ技を行うこと。
これが意外と良いのですよ。足先の冷えがとにかく気になるという方はぜひに。
そうしてしっかりと末端まで温まったらセルフケアに移ります。
まずつま先からふくらはぎ、膝、太腿まで足全体にオイルやクリーム、ジェルなどを塗布します。
それから足裏を心地良いと自身が感じる強さで揉み解します。
足裏は疲れがたまりやすいので最初にたくさん揉み解しておくとスッキリします。
土踏まずのところにはむくんだ足にも刺激を与えてくれる反射区がいくつもありますので、念入りにほぐします。
指の腹や関節を使って行うのも良いですが、指を痛めてしまう可能性があるので、その場合はツボ押し用の棒を使っても良いですね。
強さは、あまりに強すぎると痛みとストレスを感じてしまいますので、「イタ気持ちいい」のがベスト。
オイルなどは潤滑油として使えますので、程良く指や棒を滑らせて摩擦を起こしにくくしてくれるためおすすめです。
足裏やつま先をよく触って揉み解したら、ふくらはぎも揉んでみましょう。
パンパンに固くなっている感じがする時には、無理に力任せにやるのではなく、足首からふくらはぎ裏側の中心を膝裏に向かって下から上に持ち上げるようにして流します。
膝裏にはリンパ節がありますので、そこに持っていくイメージです。
ふくらはぎも触ってみると、意外と冷えています。「一日頑張った私の足、お疲れ様」という意識で丁寧に揉み解してください。
太腿も同じように、膝近くから鼠径部にかけて優しく揉み解します。
自分の足を自分でケアするのは結構体力がいります。もし疲れたな、と思う時には無理をせず休んでください。
毎日少しずつでも良いのでセルフケアするようにすると、足の疲れがたまりすぎて痛いと感じることも少なくなるはずです。
この時に香りを使って気持ちもスッキリさせると良いですね。
自分の好きな香りを使うのが一番ですが、
- ペパーミント
- ローズマリー
- グレープフルーツ
- ジュニパーベリー
- レモングラス
などの香りはスッキリ感を感じられるのでおすすめです。
セルフケア後はしっかりと水分補給をしてくださいね。
首、肩も相変わらずガチガチ…。そんな時におすすめのセルフケアとは?
首や肩の疲れがなかなか取れない、という方は本当に多いですね。
その疲れも、一日二日でついたものではないので1回で取ろうとするのはなかなか難しいです。
それなのに、足のケアのようになかなか自分では触りにくい所でもあります。
一番簡単なのは、こまめに首や肩のストレッチを入れること。
「今さらそんなことしたって…」ではなく、気がついた時にやってみてください。
首をグルングルン急に回すと危ないので、ゆっくり数秒かけて左右どちらかに傾けては中心に戻す、そして反対側も。
首を回す時は、いきなり1周させるのではなく、下向き(半円)だけ回す、あるいは上向き(半円)だけ回す、など無理をしない範囲でゆっくりと行いましょう。
急に首を動かすとめまいを起こしたり気分が悪くなってしまうこともありますので、無理をせずゆっくりと行うというのがポイントです。
肩も片方ずつ回すなどすると無理なく行えます。
また、帰宅後にできることとして、蒸しタオルを首や肩に乗せること。
蒸しタオルの作り方は、水やお湯で濡らしたタオルを固く絞り、ラップを1周巻きます。レンジで1分程温めて出来上がりです。火傷に注意しましょう。
ラップを外して、肌に乗せられるくらいの適温になっているのを確認したら首の後ろや肩の上、目の上に乗せてみてください。
首や肩も意外と冷えています。蒸しタオルを乗せて初めて「気がつかなかったけど結構冷えていたんだな」と知る方も。
タオルが冷めたら身体から外しましょう。
日頃のストレッチや温めるなどの対策が悪化するのを防いでくれます。
もしクリームやオイル、ジェルなどを使って首や肩のセルフケアをする場合は、右側なら右から、左側なら左から、片方ずつ行いましょう。
皮膚の薄い箇所なので、力任せに行うと赤くなったり気分が悪くなってしまうこともあります。優しく滑らせるように行いましょう。
力を入れるよりも、手数を増やして温めて上げる気持ちで行うのが良いです。
頭の中だけでなく頭そのものだって疲れてる!だからこそ頭皮にもセルフケアを
シャンプーをする前に、頭皮や髪についた汚れを落とすために予洗いをすると思いますが、その時に指の腹を使って頭皮をゆっくりと揉み解してみてください。
頭にもたくさんのツボがあり、ツボを意識して行うのも良いですが、触った時に自分が気持ちいいな、と思うところを中心に触ると良いです。
頭は、あちこち触ってもどこも気持ちが良いと感じるところが多いはず。
何度も同じ場所を、強すぎる力で押すのはあまりおすすめしません。
パッパッパッとリズムよく触ってみたり、じわ~じわ~とゆっくり圧をかけてみたり、時にはブラッシングや手ぐしで頭皮から毛先まで流すようにするのも良いでしょう。
ヘッドケアやヘッドスパ用の粧材などもありますので、そういうものを上手に使うのも良いですね。
入浴中にヘッドケアができてしまえば一石二鳥。
疲れがたまったりストレスがたまったりしていると頭皮も固くなります。出来る範囲でセルフヘッドセラピ―を行いましょう。
それでももっと心地良さを体感したい!という方は、ヘッドセラピ―専門のサロンや、ヘッドスパを行っている美容院などで施術を受けてください。
プロが行うヘッドセラピーはまた格別です。
たまにはプロの力を頼ってみるのも、自分へのご褒美に良いのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
暑い日が続き疲れもたまりやすく、自分へのケアも億劫になりがち。
セルフケアできるところは無理のない範囲で行い、場合によってはサロンなどで月1回などのメンテナンスをしても良いと思います。
まだまだ暑い日が続きます。体調を崩さないよう、できるセルフケアからはじめてみましょう。