簡単アロマスプレーで香りを楽しみながら快適に過ごしましょう
2019.6.4
虫よけに!お部屋のリフレッシュに!スキンケアに!便利に使えるアロマスプレーを自分で手作りしてみませんか?徐々に蒸し暑い日が続くようになりました。そんなときこそアロマです!簡単に作れるアロマスプレーで爽やかに、快適に過ごしてみましょう。防虫アロマスプレーをはじめ、さまざまな種類のアロマスプレーの作り方をご紹介します。
アロマスプレーで虫対策を
日中は暑く、朝晩は少しヒンヤリすることも多い関東の今の季節。
うっかり窓を開けて眠ると夜の間に部屋に侵入した蚊の音と、さされてしまったかゆみで眠れなくなってしまうことも。
そんな時は、香りを上手に使って虫対策&心地よい眠りのためのアロマスプレーを作りましょう。
アロマスプレーの作り方
今回は、手作りアロマルームスプレーとスキンケア用のアロマスプレーの材料と作り方をご紹介します。
●アロマルームスプレー版 濃度2%以下
【用意するもの 約50ml】
・スプレーボトル50mlサイズ 1本
・ガラスビーカー (※なくても可)
・ガラス棒 (※なくても可)
・無水エタノール 5ml
・精製水(水道水でも可) 45ml
・お好みの精油 1~20滴
【作り方】
①ガラスビーカーに無水エタノールを入れます。
②精油を1~20滴入れガラス棒でよく混ぜます。
③精製水を入れ、ガラス棒でさらによく混ぜます。
④スプレーボトルに移し、中栓をしっかりと閉めましょう。
⑤毎回使う前によく振ってからお部屋にスプレーします。
ルームスプレー用のものは身体や顔に使うものではないため、濃度2%以下のレシピをご紹介しました。
初めてアロマルームスプレーを作る場合は、濃度1%以下(上記の精油滴数を半分の10滴以下)にしても良いと思います。
また、水は精製水が無い場合は水道水でも大丈夫です。
ガラスビーカーやガラス棒がない場合は、スプレーボトルの中に直接無水エタノールと精油を入れ、よく混ぜてから水を加えましょう。
ポイントは、必ず無水エタノールと精油を混ぜたところに水を加えるということです。そうでないとよく混ざりません。
●スキンケア用アロマスプレー版 濃度1%以下
【用意するもの 約50ml】
・スプレーボトル50mlサイズ 1本
・ガラスビーカー (※なくても可)
・ガラス棒 (※なくても可)
・精製水(芳香蒸留水でも可) 45ml
・お好みの精油 1~10滴
・グリセリン 5ml
【作り方】
①ガラスビーカーにグリセリンを入れ、精油を加えて、ガラス棒でよく混ぜます。
②精製水もしくは芳香蒸留水を加え、さらによく混ぜます。
③スプレーボトルに移し、中栓をしっかりと閉めましょう。
④毎回使う前によく振ってから、目や口に入らないように気をつけ身体にスプレーします。
顔に使う場合は、上記の精油量の半分以下の5滴以下にしましょう。
精油を使わずに芳香蒸留水を使うのもオススメです。
グリセリンは、お肌を柔らかくしてくれたりしっとりとさせてくれる働きがあると言われています。
これから梅雨入りして湿度の高い季節にはなりますが、エアコンのかかった部屋にいる場合はお肌の乾燥も気になるもの。グリセリンはアロマショップやドラッグストアなどで購入できますので、小さいサイズのものを1つ用意しておくとこうして使うことができますね。
どちらのアロマスプレーも虫対策ということでおすすめの精油は、
- レモングラス
- シトロネラ
- メリッサ
- ラバンディングロッソ
- ユーカリラディアータ
- ゼラニウム
など。
単品でも良いですが、できれば1~3種類くらいブレンドすると香りのバランスがとれて良いですよ。
お子様に使用する場合は、大人の使う精油量の1/10~多くても半分以下の量で作成してご使用ください。
アロマルームスプレーで空間演出も
上記の方法で作ったアロマルームスプレーをお部屋にスプレーしてみましょう。
気になる玄関や網戸にスプレーしても良いかもしれません。
もし窓を開け網戸をしている場合は、網戸に向かってスプレーしておくと、外から入ってきた爽やかでやさしい風と一緒に香りが部屋に広がります(強風や風向きに注意してくださいね)。
眠る前に寝室にシュッシュとスプレーしておくのも良いですね。香りが強すぎるとかえって夜眠れなくなってしまうこともありますので、慣れないうちは濃度1%以下でスプレーを作っておくと良いですよ。
また、虫対策用のレシピだけでなく、眠る時はやはり好きな香りに包まれている方が快適な眠りにつながります。
上記以外でお好きな香りがあれば、ぜひブレンドしてください。
これからの寝苦しい季節を少しでも心地よく過ごしてくださいね。
スキンケア用のアロマスプレーは自分へのご褒美
どうせ自分の顔や身体に使うのであれば、少しでも肌にやさしく、自分を大切にしてあげる時間にあてても良いのではないでしょうか。
上記の虫対策用に列挙した精油は、量が多すぎると肌への刺激も無いとは言い切れません。なので、濃度1%以下を守っていただき、お肌が敏感だったり弱っているという方はさらに低い濃度から始めてみてください。
グリセリンも多ければ良いというわけではありませんので、まずは上記の量で作ってみましょう。
気がついた時にスプレーするでも良し、アウトドアスプレーとしてキャンプや外出時にバッグにしのばせておいて周囲に迷惑の掛からないところでご自身へスプレーしても良いですね。
顔にスプレーする場合は、目や口に入らないように気をつけましょう。
また、植物園や虫がたくさんいる(共存している)ような施設に行く場合は、このスプレーの使用に配慮が必要です。
虫たちの住む場所に私たち人間が「おじゃま」するわけですから、そういった場所で虫が嫌う香りを私たち人間がたくさん付けて行くのは、ちょっと…違いますよね。
TPOを考えアロマスプレーも使用するようにするのがスマートです。
いかがでしたでしょうか。
今回は虫対策ということで2パターンのアロマスプレーの作り方を紹介しました。
ぜひ試してみてくださいね!