ウェルビーイングのための習慣(5):心と体をつなげる
ご提案するウェルビーイングのための習慣、第5回目は「心と体をつなげる」です。
ウェルビーイングな暮らしのために、自分の心と体からのサインを早めにキャッチし、素早く対処することを習慣づけましょう。
さて、心の動きが自律神経機能や免疫機能に良くも悪くも影響を与えること皆さんご存知のことかと思います。
2015.7.8
ウェルビーイングのための5つの習慣。”自分を褒める””気持ちいいを感じる”など、ウェルビーイングのための習慣について過去4回に渡ってお伝えしてきましたが、今回のキーワードは”心と体をつなげる”です。早い気づきの大切さと、日々の生活の中で心の不調や体の不調を感じた時の対処法をお伝えします。
ご提案するウェルビーイングのための習慣、第5回目は「心と体をつなげる」です。
ウェルビーイングな暮らしのために、自分の心と体からのサインを早めにキャッチし、素早く対処することを習慣づけましょう。
さて、心の動きが自律神経機能や免疫機能に良くも悪くも影響を与えること皆さんご存知のことかと思います。
悩み事やつらいことがあって気持ちが沈んでいると、食欲が無くなったり、肩が凝ったり、頭が痛くなったり、女性の場合は生理周期が乱れたりなど、体の不調が表れます。
逆に、風邪ぎみで調子が悪いときや、怪我をして動けなくなると、気分もすぐれなくなります。
このような心と体のつながりは日々感じていることではないでしょうか。
近代医学では、心と体は違う学問分野として研修が進められてきました。
しかし近年、双方はつながっているということが、医学や科学の進歩から証明されるようになってきました。心の動きが自律神経機能や免疫機能に影響を与え、体に変化をもたらすという新しい学問分野の研究も進められています。
日本では昔から、心と体は一つであるという「心身一如」という考え方があったので、当たり前のように素直に受け入れられる考え方だと思います。
改めて東洋医学の素晴らしさを再確認しますよね。
日々の生活の中で心の不調や体の不調を感じた時の対処法を考えてみたいと思います。
ストレスフルな生活が続くと、前述したような体の変調が表れます。
それは、常にいい状態を保とうとしている、私たちの体からのサインです。ウェルビーイングのための5つの習慣(1)で「気持ちいいを感じる」ことが大切であるとお話ししましたが、反対に「気持ちが良くない」を感じ取ることも、とても大切なこと。
なかなか解決できない問題が、心への負担になりストレスになっているのですから、そこに焦点を当てて問題解決を図るのは難しい場合が多いのではないでしょうか。
休む時は、体に目を向けてみてください。何となく不調を感じる部分が見つけられたら、すぐにケアを行いましょう。
食欲が無いのであれば、消化の良いものや好きなもの、旬の食材を摂るように心がける。
肩や首が凝っていて頭が重いなどの症状があれば、ゆったりとしたバスタイムや寛げる空間で過ごす時間を持つこと、心地よい程度に体を動かすことも有効です。
また、マッサージなどで体の緊張をほぐすのも良い方法だと思います。
体の状態が整ってくると、不思議に心の状態も整ってくるようです。
逆に体の不調からくる心の不調に対しては、受け入れる穏やかな気持ちを持つことで、体の免疫機構が働きやすくなります。
やらなければならない事が山積みで休んでなどいられない!という気持ちは、回復を遅らせるということです。ゆっくり休んで早く治してしまいましょう。
”栄養””休養””運動”の3要素が健康のための大切なポイントだと言われています。
自分の心と体からのサインを早めにキャッチして、健康のための3要素を上手に取り入れながら不調に対処することが、重篤な病気に至らないための大切な方法だと考えています。
アロマやハーブなどの植物たちの助けも借りて、上手に心と体のストレスを解消していきましょう。
ウェルビーイングな毎日のために、ぜひ、5つの習慣を心がけてみてください。
皆さんの今日が健やかな1日でありますように!