DAWN Perfumeとは
「DAWN Perfume」とは、シンプルな構成と複雑な香りを持つ、アメリカ発のボタニカルフレグランスです。
香りを創作するダウン・M・スペンサー・ヒュウィッツ氏と香りスタイリストの肩書きを持つ杏喜子さんの二人の女性により、2008年に誕生しました。
ダウン女史が作り出す香りは、植物から得られる天然香料を80%使用しています。その中には、何百という芳香成分がブレンドされており、とても複雑で繊細な香りに仕上っています。
すべてハンドメイドというから、素敵ですよね。
香りスタイリストの杏さんは、昔からフレグランスが大好きで、以前までアロマサロンのカウンセラーとして活躍していた方。その後キャンドルを手がけるようになり、ダウン女史と出会ったという香りづくしの経歴の持ち主。
「自分の香りが欲しいのに、見つけられないでいた。ダウンの香りを嗅いだ時、ぴんときた」と杏さんは言います。
スキンタイプで選ぶフレグランス
このDAWNの魅力は、なんといっても香りのコンサルテーション。
人にはそれぞれ独特の香りがあり、その香りはいくつかのタイプに分けられるというのです。
顔と同じように、自分のスキンタイプを知る事が、香水選びのヒントになる、というアプローチ。
そのために、試験薬のようなフレグランスを開発したというのですが、それが「フォーミュラX」です。肌にのせることで、自身が持つスキンタイプを香らせるというテストフレグランスという存在。おもしろいですよね!
単体で使えばリセットされるような感覚に。そして、他の香りとの重ね付けをしても自分らしさを表現できるというとても興味深い1本です。
DAWNの”SMELL&TELL”コンサルテーション
コンサルテーションの様子。テストフレグランスをつけて、杏さんに香りを嗅いでもらう。香りを嗅ぐだけでその人のスキンタイプがわかるそう!
コンサルテーションでは、まずテストフレグランスであるフォーミュラXをつけて、写真のように杏さんに香りを嗅いでもらうんです。
初めての体験!
杏さんによると、スキンタイプは代謝リズムとホルモンバランスで決まるのだそう。ホルモンバランスが変化した時、出産前後、食が変わった時、ファスティングした時によっても変わるのだとか。
思春期の時は、甘い「スウィートスキン」。心のまま、素直に生きている人に多いタイプがこちら。
欧米の方は「ウッディ」の方が多いんだそう!
そして、「ニュートラルスキン」という無臭の方。
ダウン氏、杏氏はこのタイプで、人数的には少数派。好みがうるさく、鼻が敏感で、自分の事に打ち込むマイペース派なんだそう(笑)。
そしてもうひとつ、「ムスクスキン」タイプも。人の面倒見の良い、安心感があるタイプ。
肌タイプで性格までわかっちゃうなんておもしろい!
ちなみに、私は「ムスクスキン」。アルコールの飛びが遅く、肌に香りが残りやすいタイプで、パウダリーな肌質。香りを強めるタイプらしい・・・
おもしろい!!そして、自覚はあるかもです。ムスクは実はすごく好きなフレグランスなので嬉しい!
ムスクスキンに似合いそうなのは、白い花をテーマにした香り。すずらん、ハニーサックル、ヒヤシンス、ガーデニアなどが該当するそうです。
これ、すごく今後のフレグランス選びの参考になりますよね。
ちなみに、私のプロデュースさせていただいた香りのお守り「Beautiful mind」はすずらんがアクセントになっているブレンドオイル。運命を感じました!!
セレクトしていただいたフレグランス
12種類のオードパルファムの中からスキンタイプに合ったものをおすすめしていただきます。
杏さんの見立てによる「ムスクスキン」の私に選んで頂いたのがこの2本。
まず「Bejmat」は日本で企画した香りだそうです。ベルガモット、ひのき、シダーウッド、アガーウッド、ウォータリリー(ロータス)の花などがブレンドされている、とっても複雑なのにすっきりとした香りです。
「Bejmat」ベジマット30ml
そして、テストフレグランスとして前述した
「FORMULA X」フォーミュラX 30ml
「フォーミュラX」 は、オーダーメイドによるフレグランス作りからスタートしたダウンがクライアントの肌の香りを正確に知るための試験薬として開発。個人が持つ独自の肌の香りを内側から引き出すという力を持っています。
ベジマットに重ねてもオッケーです。
相性が悪いのはアクアマリンオゾン系。メンズのとがった香りは肌にのせると、私のムスクスキンではシャープになりすぎてしまうんだそう。
ふーむ、そうなのか。同じ香りでもつけると全然違うのがまた面白いですね。
自分により似合うフレグランスを知れるというのは良いですよね。ぜひチェックしてみてくださいね。
▼DAWN Perfume
http://www.dude-inc.jp/perfume