遠出できなくても身近な場所、形で気分転換を
2020.8.4
今年はこれまでの夏とは違う過ごし方をしなければなりません。身近な場所や形で気分転換ができるよう、工夫してみましょう。
8月になりました。
徐々に梅雨も明けそうです。これから暑い夏が始まります。
今年はこれまでの夏とは違う過ごし方をしなければなりません。
身近な場所や形で気分転換ができるよう、工夫してみましょう。
見渡せば夏の植物はたくさんある
GoToキャンペーン実施中とはいえ、やはり遠出を控えなければならない今。身近に夏を楽しめそうな場所はありませんか?
観光地や商業施設などを訪れることに抵抗がある場合は、いつもなら素通りしている場所、たとえば散歩道などに夏の草花、木がないか思い出してみてください。
朝顔、ヒマワリ、ラベンダー、ハイビスカス、サルスベリ…などなど。もしかして身近にあるのに見落としていませんか?
熱中症対策をしながら、なるべく水分補給をし木陰でこまめに休憩をはさみ無理のない範囲で、気分転換がてら歩いてみるのも良いと思います。
夏生まれの私は子どもの頃からヒマワリがとても好きなのですが、自分よりも背の高いヒマワリを見上げては、いつも元気をもらいます。大きく、太く、そして堂々と上を向いて咲くヒマワリに勇気づけられ、また明日も頑張ろうとエネルギーチャージができるのです。
優しい香りにリフレッシュ&リラックス
見上げるだけではありません。ラベンダーやローズマリー、ミント類などのハーブはまさに今咲き誇っているところでしょう。
ハーブ類は風に乗って香りが運ばれてくることもあります。暑さで気が滅入っている時に優しい香りが鼻に届くとリフレッシュだけでなくリラックスすることもあります。
一日中マスク着用で過ごすことが多い今、香り・においに意識を向けることが以前より少なくなっていませんか。
周りに他の人がいない場合は少しマスクをずらして思いっきり深呼吸してみましょう。人前ではマスクを外せない、という呪縛から解き放たれれば、それだけでも鼻も心もスッキリとするはずです。
そして、いつの間にか季節が夏に移り変わってきているのを、気温だけでなくにおいでも実感できるはずですよ。
緑の中で気持ちを落ち着かせよう
森林浴ができる環境にある人もいれば、今年の夏はなかなか都会の喧騒の中から移動できそうにないという人もいると思います。
人や建物が多い場所にいつもいると、人の少ない森の中は気分転換にもなれば不安感を抱く方もいます。無理にとは申しませんが、もし森の中で数時間~半日ぐらい過ごす機会があれば、緑の中で木々や葉っぱ、土の香りを存分に嗅ぎながらゆっくりと呼吸してみましょう。
鳥の声や虫の羽音も聞こえます。風の音も、木漏れ陽も、いつもなら味わえない感覚です。
五感を自然の中でしっかりと養いながら、自分の気持ちをリセットし、体力回復に努めましょう。長かった梅雨の疲れ、コロナ疲れが出てくる頃です。こういう場所で自分自身をいたわってあげましょう。
森林が近くにない場合は、田んぼのある場所に移動してみましょう。
リモートワークなどで一日中パソコンと向き合っている方は、目もお疲れなはず。時々遠くを見たり、緑色を見ることで目を休めることができます。
そんな時には田んぼがもってこいです。田んぼのあるところは遠くまで見渡せる場所が多く、自然な黄緑色も目にやさしいからです。
アフターバスはちょっぴりひんやりするケアでスッキリと
夏の暑さが手伝って、シャワーやお風呂の後はなかなか汗が引かず、クーラーや扇風機の風に頼りきりになります。
そんな時は、入浴剤をミント系のものにするとか、お風呂上がりの身体のケアでひんやりするジェルを塗るなどして、スッキリしましょう。
夏は市販の入浴剤もミントを使ったものが多く出回ります。ペパーミントや薄荷などはお風呂上りでもヒンヤリ感を感じられ、それが夏には気持ちよく感じます。
規定量よりも入れすぎてしまうと肌や粘膜への刺激や香りの強さでかえって良くありませんので、しっかりと用量を守って使いましょう。
私は今の時期、お風呂上りは必ずジェルを塗っています。
手作りのジェルを使っていますが、顔に使う場合は刺激の少ない香りのもの。身体に使う場合は少しスッキリする香りのものを使います。
手作りジェルでなくても、お好きな香りのボディジェルなどを購入すれば、ジェルを肌に乗せた時のひんやり感を楽しめて、塗った後もべたつかずスッキリと過ごせるので良いですよ。
一日中エアコンのかかった室内にいる場合や外出時の紫外線などで、肌も様々な刺激を受け疲れています。身体のケアをしながら心もスッキリさせられたら良いですね。
寝る前には、温かいハーブティなどを飲むと気持ちも落ち着きゆっくり眠れます。冷たいものばかりを摂取している方は特に、リラックスする時には温かいものを意識して摂るようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
季節の変わり目、いつもの梅雨~夏とは違う過ごし方をしなければならないからこそ、身近でできることから無理なく行うようにしましょう。