巳巳の日は私にとってのお正月🎍ニューノーマルの中で訪れた「巳成金大祭」
2020.9.24
年末に向かいクリスマスやお正月などさまざまなイベントがあります。何かと制限の多い中ですが、ニューノーマル生活を定着させるためにも、創意工夫を図って楽しんでいけたら良いですね。今日はニューノーマルの中で訪れた「巳成金大祭」についてご紹介したいと思います。
4連休明けの週末を迎えますが、皆さまお休みはいかがお過ごしだったでしょうか?
久しぶりの外出、遠出を楽しまれた方も多いかと思います。今年に入ってからは制限のある生活を強いられてきましたが、徐々に平常運転に入っているとはいえ、ニューノーマル生活を定着させるためには創意工夫を図って取り組む生活かとも思います。
そんなニューノーマルの中、毎年恒例となっている「巳成金大祭」に訪れました。
ニューノーマルの中での「巳成金大祭」
私にとって連休明け23日(水)が年に一度の大事な行事とあり、4連休はゆっくり過ごし、23日(水)深夜2時に起床し早朝5時から始まる「巳成金大祭」開催に向けて並びました。
毎年凄い行列になりますが、今年は感染症対策として堂内での密集を避けるため、参拝は外陣(お堂入り口付近)までとなっていました。それでも熱心な方たちが早朝、3密を避けて並んでいました。
ちなみに、今年の私は3番乗りで最前列を確保できました!
※巳成金(みなるかね)縁日について※
不忍池辯天堂では、年に一度の大祭として巳成金縁日があります。
巳成金とは辯才天尊の化身、宇賀神という福の神の身体が巳(へび)の形をしているのに因み、暦の十二支の巳(み)と中段(十二直)の¨なる¨と二十八宿の金に縁のある項に該当する日を実の成る金にとりなし、その日に金・銀・銭を紙に包んでおけば富むという故事によるものです。
辯天堂では、現在の暦で¨巳¨と¨なる¨が重なる九月の巳の日のいずれかを巳成金大祭として年に一度の本尊開扉をし、寛永寺一山総出仕して大般若転読会を執行します。
―不忍池辯天堂HPより抜粋―
弁財天様が推し神様!
不忍池弁天堂にて執り行われる巳成金大祭ですが、この大祭に毎年参加するようになったのは七福神の中で弁財天様が個人的に推し神様だからです!(笑)
日本では、八百万の神様がおられますが、実は七福神は多国籍な神様の集まりです。弁財天様も元々はインド出身でサラスバティ様が日本に渡り弁財天様になられました。
日頃、コスメの製品開発をする上で原料や精油の産地や資料を読むことが多く、そういった資料や文献には必ず言語の由来や歴史が記載されています。とにかく、ラテン語、サンスクリット語由来のものが多く、古い言語に結びつきますが、それと同時に神仏にもつながっています。
そこから神様を調べるうちにどんどん神様マニアになってしまった私は、特に弁財天様、サラスバティ様の魅力にハマり、今では毎年ご尊顔を一目でも拝みたく早朝並んでしまいます(笑)。
七福神の中で唯一の女性神、優雅で多芸多才、才色兼備な弁財天様に憧れて、その空気に触れたい私ですが、お参りすると一番得られる御利益は気持ちがアガることでしょうか(笑)。
私にとっては推しアーティストのコンサートに行くような感じで神様マニアを楽しんでいますが、神様を身近に感じることで、言語と歴史、大切な製品開発の勉強になっているので、やっぱり御利益は凄いです!
皆さまにとっての推し神様はどの神様でしょうか?
年末に向かいクリスマスやお正月などさまざまなイベントがあるのも神様のお陰。宗教色が強いものはちょっと気が引けるとは思わずに、気軽に神様に触れてみることで、実は神様がお喜びになるかも知れませんよ!
TAMAKO