秋になると、なんとなく物悲しくなるという言葉をよく聞きます。
気温が下がったり、日照時間が短くなったりすることが原因と言われていますが、夏の間の体の疲れから、気分が落ちてしまうこともあるのでは?と思っています。
体力の消耗は、心まで消耗させていますからね。まさに心身一如です。
2015.9.8
夏の疲れが出やすいこの季節。おすすめのハーブ&アロマを使って、自宅で自分メンテナンスをしてみませんか?今日は、この時期のセルフケアに最適なハーブとアロマ、そして簡単な使い方をご紹介したいと思います。むくみや疲れが気になる方はぜひ、お試しください。
秋になると、なんとなく物悲しくなるという言葉をよく聞きます。
気温が下がったり、日照時間が短くなったりすることが原因と言われていますが、夏の間の体の疲れから、気分が落ちてしまうこともあるのでは?と思っています。
体力の消耗は、心まで消耗させていますからね。まさに心身一如です。
「読書の秋」は、そんな体をゆっくり休ませるため
「食欲の秋」は、体力を戻すため
「スポーツの秋」は、血行を良くし、デトックス効果を促すため
と考えると、先人たちの言葉に重みを感じます。
猛暑だった8月。9月のシルバーウィークには、体と心の状態を整えて、次の季節を楽しめるようにしたいものです。
お出かけには最適なシーズンなので、日常を離れてどこかでリラックスされるのもいいでしょう。
また、自宅でゆっくり自分メンテナンスをするのもいいかもしれません。
今日は、この時期に最適なハーブとアロマ、そして簡単なセルフケア方法をご紹介したいと思います。
むくみや疲れが気になる方はぜひ、お試しください。
夏の間、オイルを塗るのはちょっと敬遠していた方も、これからの季節は楽しみながら行えますね。
おすすめはジュニパーのアロマオイルを使ったセルフケアです。
◇ジュニパーでのオイルマッサージ
ジュニパーはヒノキ科の果実。体内の余分な老廃物や疲労物質を排泄する作用があると言われています。精油はアロマショップで簡単に手に入ります。
お気に入りの植物油(ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイルなど)に1%濃度に薄めて、気になるところに優しくマッサージするように塗りましょう。
脚足はむくみの改善に、お腹周りは余分な水分排泄に、肩周りは疲労物質の除去に役立ちます。また、ピリッとした香りは神経も刺激してくれて、元気が出ます。
◇ダンディライオン
タンポポコーヒーで有名なダンディライオン。葉や花も植物療法では役立ちますが、根の部分には腸内環境を整えるイヌリンという成分が含まれています。
ハーブティーとして飲んでも美味しいですし、ちょっとお洒落にタンポポコーヒーゼリーにしてもいいですね。
◇スギナ
スギナは春の植物ですが、ドライのハーブはいつでも手に入ります。単品でのハーブティーは少し飲みにくいかもしれませんので、好きはハーブとブレンドすると美味しく頂けます。
スギナにはケイ素が多く含まれていて、カルシウムの働きを助けるので、骨や歯、髪や爪の成長を促し、コラーゲンやエラスチンなどの結合組織を丈夫にします。
乳製品とも相性がいいので、粉末にしたスギナをバニラアイスクリームに混ぜても美味しいです。
◇ネトル
ネトルは浄血と解毒の代表格と言われているハーブです。花粉症やアトピーなどのアレルギーに有効なことでも有名ですね。
ネトルも単品のハーブティーで飲むよりは、ブレンドした方が美味しく頂けます。また、お抹茶のような味なので、粉末にして塩と混ぜて、揚げ物やお豆腐のつけ塩としても美味しく頂けます。
美味しく楽しくアロマとハーブを活用して、セルフケアしてみてくださいね。
スッキリとした体と心で秋から冬を迎えましょう!
皆さまの今日が健やかな1日でありますように!
参考資料: カラダを元気にするハーブ&野菜: 林 真一郎, 池田 明子: 本
植物パワーでカラダを元気に!最新フィットセラピー入門。
野菜&キノコ類、ハーブ&スパイス、果物、穀類、海藻類、植物油から100種を取りあげ、健康と美容に役立つフィトケミカル効果を中心に植物の持つ無限の力とその活用方法を紹介。それぞれの素材を有効的に体に取り入れるためのレシピも収録。