54年ぶりの11月の積雪。朝から交通機関の乱れもありましたが、天気予報を見て前の日の晩からダウンコートに帽子、リュック、長靴と完全武装体制で準備をしていただけに、いつもより30分以上前にオフィスに到着!
サロンスタッフも、皆いつもより早めに出勤していました。
人間というのは、行動予測を立てて何かに備えるという習性を持つものだろうとは思いますが、11月に雪が降るということをつい最近まで誰も思いもよらなかったのではないでしょうか?
いきなりの天候変化による不測の事態に、体調管理を行っていても身体が追いつかなくなりますよね。
そこで今日は、急激な気温の変化と冷えに対し、セラピストならではの目線でどのような対策をとることがおすすめか、お伝えしたいと思います。
冷え対策その1:身体にあまりフィットしないゆったりとした服装を選ぶ
セラピストである私が実践している冷え対策の一つ目は、ゆったりとした服を着ることです。
体が冷えると血管が縮み、血液循環が悪くなります。すると、筋肉は硬直します。
女性特有の生殖器官である子宮は筋肉でできているため、冷えて循環が悪くなると収縮してお腹が張ってきます。
また、冷えから腸の動きも鈍くなり、便秘でお腹はさらに張りやすくなります。
そこで、身体を締め付ける服を着てしまうとどうなるか、想像ができますよね?反対にゆったりとした服を着ることで身体への負担を軽減することができるのです。
なるべくリラックスできるゆったりとしたセーターやパンツなどがおすすめです。
腸は”第二の脳”と呼ばれることから、女性だけではなく男性もお腹周りを締め付け過ぎる洋服は急激な寒暖差のある季節には避けた方が無難です。
冷え対策その2:温かい食べ物は必ず生姜や唐辛子などスパイスと一緒に摂るべし
温かい飲み物を飲んだのに外に出ると急激に寒さを感じることってありませんか?
確かに温かい飲み物は一時的に体を温めるため冷え対策に良さそうですが、長時間の保温効果はあまり得られないことも分かっているのです。
そこでどうすれば良いかと言えば、身体を芯から温めるスパイスを一緒に摂ることで保温時間と発熱時間を長引かせれば良いのです。
胡椒、生姜、ニンニク、唐辛子など、身近にある身体を内側から温めるスパイスを朝食のスープ、紅茶などに入れて摂取してから外出してみましょう。筋肉が硬直するほどの寒さは感じにくくなっているはずです。
ゆったり目の服装とスパイスで心身ともに程よくリラックスを心掛け、自律神経を整えることで、冷え対策だけではなくストレスも解消されやすくなります。
これからますます寒さが厳しくなる季節、ぜひ普段の生活にこの2つを取り入れてみてはいかがでしょうか?