一日の中でできる「心と身体」のセルフケア
2021.2.19
季節は春に向かっているものの寒い日がまだ続いています。先日の大きな地震の影響もあり、心が不安でいっぱいになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この時期では、「心と身体」をしっかりとケアし、新しい季節に向けて心身を整えることが出来る、ご自宅でも出来る簡単なセルフケアについてご紹介します。
「朝日を浴びる」を毎日のルーティンに
ついつい雨戸やカーテンを閉めっぱなしにしていませんか。
朝起きたら、外出するしないにかかわらず必ず雨戸やカーテンを開けて、窓際に立ち朝日を浴びるようにしましょう。
ではなぜ朝日を浴びるのが良いのでしょうか。
私たちの脳の中にある松果体(しょうかたい)というところからメラトニンというホルモンが分泌されます。このメラトニンは、体内時計を調節してくれるホルモンで、太陽の光を浴びるとこのメラトニンがしっかりと分泌され、夜に自然と眠りにつくことができるようになるのです。
良質な睡眠をとることは、私たちの心身の健康にとても大切なことです。ですから、朝起きたら必ずカーテンを開けて朝日を浴びてくださいね。
冬の朝は寒く、窓際に立つのはなかなか厳しいものがあります。ですが、カーテンと窓を開け、いったん部屋の空気を入れ替えて大きく深呼吸をすることを習慣にしてみてください。
朝は忙しいかもしれませんが、数分でも構いませんので朝日を浴びて頭と気持ちをリセットしましょう。
リモートワークの方やお休みの方は、20~30分の朝散歩をしても良いかもしれませんね。明るい空と、軽い運動で、気持ちも上向きになりますよ。
気分転換できる「香りの候補」を揃えておこう
リモートワークをしている方は、ぜひ芳香浴をしながらお仕事をしてみてください。お好きな香りをいくつか用意しておくのがおすすめです。
オススメの香りは、
- ゼラニウム
- ローズマリー
- ペパーミント
- グレープフルーツ
- ラバンディングロッソ
などです。
ポイントは、1~2日置きに香りを変えてみること。同じ香りを使い続けると、別の機会にその香りを嗅いだ時に仕事モードにスイッチが入りやすくなったり、リモートワークそのものがストレスに感じている場合は、香りでストレス解消というのを通り越して、ストレスと香りが結びついてしまう可能性もあります。
ですから、リモートワーク中の香りは、1~2日くらいで違う香りに変えたり、ブレンドしてオリジナルの香りを作って使うなどして、こまめにリセットするようにしましょう。気分転換にもなり、オススメですよ。
ひとやすみは「水分補給」をしっかりと
今はまだ乾燥のひどい季節です。リモートワーク中はマスクを外している方も多いと思います。オンライン会議で発言をしていたりすると、いつの間にか喉を痛めていることもあります。
合間に温かい飲み物をゆっくりと飲むなどして、水分補給をしましょう。ハーブティーや紅茶、コーヒー、ココアなど、温かくてお好きな飲み物を飲むことで、身体だけでなく気持ちもひとやすみできます。
これらの飲み物は香りを嗅ぐだけでもリラックス効果を感じられますのでオススメです。リモートワーク中の足元の冷えが気になる方は、飲み物にショウガを少々加えると身体がポカポカしてきて、喉にもしみわたり、良いですよ。
一日の終わりはバスボムと香りで「心と身体」をいたわろう
お好きなバスボムと香りをバスタイムで楽しみましょう。
炭酸ガスの発生するバスボムを入れた入浴は、血管を拡張し身体の疲れをしっかりと取ってくれます。冷え切っている身体も芯まで温めてくれるため、夜も眠りやすくなります。
バスタイムにオススメの香りは、
- ヒノキ
- スイートマージョラム
- ラベンダー
- ローズ
- ゆず
などです。
バスボムの香り付けでも良いですが、バスタイム後のボディケアなどにこれらの香りを使うと、眠る時まで体にほんのり香りが残って幸せな気持ちのまま眠りにつけますよ。
ボディケアを行う際は、植物油や無香クリームなどに1~2滴エッセンシャルオイルを混ぜて身体全体に塗布します。今の時期、乾燥しているお肌の保湿にもなります。
いかがでしたか。
自分の心と身体の声を聴いて、できるセルフケアから行ってくださいね。
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