身体の中から細胞リセットvol.4 ~奇跡の水 神野々 月の満ち欠けと共に~
2020.5.4
「奇跡の水」をめぐる連載の旅路もいよいよ最終回となりました。「身体の中から細胞をリセット」のフィナーレvol.4は、いま尚その不思議を現代の科学の力で解明しようと進められている、研究の最先端のお話です。
奇跡の水の連載の旅路もいよいよ最終回となりました。
神野々(このの)に湧き出る神秘の水は、さまざまな不思議な効果を起こしつつ、いま尚その不思議を現代の科学の力で解明しよう、あるいはエビデンスを得ようと研究が進んでいます。
私は自然界に起こる全てのことを、人間の知識や仕組みで理解する必要はないと、常々思っているのですが、多くの方に納得していただくには、そういった試みも大切なのだと、重岡社長のお話をうかがい感じました。
「身体の中から細胞をリセット」のフィナーレvol.4は、研究の最先端のお話です。
▼本シリーズこれまでのコラムはこちらから!
1回目「身体の中から細胞リセットvol. 1 ~奇跡の水 神野々 金水・銀水・銅水~」
2回目「身体の中から細胞リセットvol.2 ~奇跡の水 神野々 ゆの里~」
3回目「身体の中から細胞リセットvol.3 ~奇跡の水 神野々 ゆの里~」
アクアフォトミクスがもたらしたもの
水道水をガラス版にたらんと垂らして結晶化させた後に残った“水滴の痕”の写真を見せていただきました。映っていた紐状のものはミネラルだそうです。痕跡に広がりはありません。
同じように、ゆの里のお水を垂らした写真を見せていただきました。それがビックリ、星空っぽい広がりがありました。
そして、「月のしずく」になると、もっと、生き物っぽいものに。生体の水、あるいはネットワークという意味が、これらを比較してみてよくわかりました。
なぜ、水道水が紐状になるかというと、塩素が強すぎるから。これは、常に攻撃にさらされている水の関係性の姿だそうです。水がキュっと、集団化するのですね。
集団化すると水の動きは悪くなるそうです。水のつながり方一つで、同じ成分が溶け込んでいても、機能が違うということになるのですね。
物質を見ている研究者は、この成分、この成分という風に部分にフォーカスして、パーツ的に見てしまうので、働きの全体が掴みにくいそうですが、関係性の集約が機能であり、それをネットワークとして全部集めて繋がっているのが水とのこと。
つまりは、全体の中での動きをとらえなければ、成分だけにフォーカスしたところで、本来水が持つ機能は見えてこないということです。
「コレクティブミラー(ウォーター・ミラー・アプローチ※)」という概念を利用すると、物質の周りにくっついている水は水全体に伝わるので、水をどこから見ても、物質との関係性が測定できる。この形の情報が水全体の中で、各部分の情報もとらえることができる。
物質を見ようとしたら、ちょっと見る場所を間違えたら発見できないわけですが、水を鏡にしてみれば、どれだけ細かいエネルギーであろうが、どれだけ小さいエネルギーであろうが、必ず見ることが出来るというのが、アクアフォトミクスのすばらしいところだそうです。
量より質!
※ウォーター・ミラー・アプローチ
分子の状態を映し出す鏡のように水を用いる手法。この手法を応用すると、例えば指先の水分子を分析することで、身体全体の疾病などがわかるようになる可能性がある。医学における検査の常識が変わる研究として期待されている。
解毒する銀水
銀水は、解毒の水。我々の体の細胞内の水に、極めて近いとのこと。
細胞内の水はつながっていて安定しているので、細胞内からは飛び出しません。ところが火傷をしたら、つながりが切れて自由分子が出来るので、細胞膜を自由分子が飛び出しちゃって水膨れになるわけです。
それをたいていの人は、水道水で冷やしますよね。しかし、水道水はネットワークが悪いので、結局情報伝達が悪くなるそうです。結果、間違った結びつきをつくりやすくなってしまう。
そうすると外から冷やしているのですが、内側から炎症をつくるという事態が水道水では起きてしまうのです。
ですが、細胞内の水に極めて近い銀水であれば、正しくつなぐことができるので、元通りに戻ったときに痕が残らないという関係性の修復が可能になるというわけです。
DNAの情報に従って正しいところに繋ぎ変える、共振させるという働きを銀水はするのです。
パズルがバラバラになったところに、関係のないパズルが混じってしまったら、それを選び出すのは難しい。けれど、全部作ったら、関係のないパズルが余るわけですが、これが解毒です。
自分の本来の形が出来たら、余るように異物が追い出されていくという形が解毒だ、とのこと。わかりやすいですね。
解放の銅水
銅水は銀水とは真逆で、同じところの自由分子を増やすそうです。
銅水が持っているポイントは、水同士の繋がりを外すということです。固まっているものを外します。外れるからつながります。
だから調和というのは、結びと解放をもたらします。結びと解放は真逆ですが、まずは手放さなければ繋がれない。水の手は二本しかないので、同じものを抱え込んでいたら、もう他を掴めないわけです。ひとつ手放すからつかめます。これをものすごい速度でやるそうです。
実はこういうような動きをしている水が、生体内にもあるそうです。それはどこかというと、細胞膜のところ。
細胞膜の水は、外からくる情報を掴んでは放し、掴んでは放しを繰り返しています。情報だけを掴んだらすぐ外すわけですね。
掴んだ形を記憶しすぐ外すから、掴んだ時の情報を他のみんなで共有できるわけです。誰かが掴んだままだったら、他の人にその情報は伝わりません。
響く(水)ようなイメージなんですね。みながポンと響き、隅から隅まで瞬時に共振するイメージ。
実際に細胞膜のところの水構造と、銅水の構造は、酷似しているそうです。
温熱療法が癌に良いとよく言われますが、水で考えたらわかりやすい。ほどけばよい。
笑うことが免疫を上げるというのも一緒なんですね。笑って楽しんでいたら、必ず体温上がります。体温上がるというのは、水が外れた証拠です。
水が外れたら温度上がります。水がくっついたら、温度下がります。
不安と恐怖を抱けば、体温は下がります。下がりすぎは、どんどん悪い環境に自分を追いやってしまうわけです。
働く金水
金水はまた違います。金水は三分子から五分子のところの波長が、一番高くなっているそうです。それで、ここの領域のことをワーキングウォーター、働く水と言うそう。
これが三分子から五分子の波長で出来ていて、もっと大きくなっていたら、働きにくくなってしまうわけです。
例えば水道水はこれよりももっと集団化しています。これは働ける水が少ないということ。働ける水が少ないから、水道水に金水の情報が入っても活かせないというわけなのです。
一方、金水を生かせる水、すなわち銀水を入れている「月のしずく」は、酵素活性力の高い水だということになります。
では、水が大きくなってしまっている構造を、ちゃんと働ける構造まで戻すにはどうするかというと、これまでの話に出たとおり、温度を上げれば水は小さくなります。
ところが水道水を沸かしておいておき、温度が下がるとまた同じ大きさに戻ってしまいます。そういう時は、沸かした状態のところに例えば植物を入れてやると良いそうです。
漢方で水で煎じるというのは、水を解放してあげるために植物情報を入れているということ。すると、植物の情報に従って水の情報が変わります。構造の変化が、機能として身体に影響を与える、これが漢方の力です。
植物細胞の情報を水に入れると、その水は生体に非常に近い状態で同じような機能を持つわけです。
金水・銀水・銅水というのはおもしろくて、細胞の中、細胞の膜、細胞の間と間で働きます。
だからこの三つは身体の中の水の動きをちゃんと代弁してくれているわけです。
厳密なスペクトル分析からわかった水を動かす要因
最後に。水のデータを取るというのはすごく厳密に行われるのだそうです。
水に光を入れてかえってくる光のスペクトルを解析する(スペクトル分析)と、この水の中で動いているのは、その周りの水ともつながっているので、例えば二人でデータを取ったときにどちらが取ったデータなのかが、一つの間違いもなく分類分けができるそうです。
要するにデータを取った人ごとに、オリジナルの影響が出るということです。これには驚きました。
だから、水を調べるときには、その環境条件を全てきれいに厳密に記録しておかなければなりません。
どこで、誰が、湿度、気温、気圧、どの状況の中でのデータか。
水は鏡ですから「周りの情報の中での、このデータです」というのがセットされての情報だそうです。
そうして丁寧に取ったデータから、環境条件の中にすごく水を動かしている要因があったということがついに分かったそうです。
それが「時間」とのことでした。
月の満ち欠けと共に
水は刻々と時間的に変化しています。ゆえに他の要因を全て特定しておけば、どの順番でいつのデータを取ったかということが、時間的な前後関係が後から全部わかるというわけです。
ですから、300データを取ったとしても300を順番通りに並べられる。それぐらい水の中に時間的な影響があるということがわかったそうです。
では水は、時間的にどのように水を動かしているか、というとやっぱり“螺旋”だそうです。
遺伝子と同じで、広がって戻って広がって戻ってのリズムがあるので、このリズムが何と繋がっていうのだろうと調べるために、これと関係しているかもしれないという要因を入れて、その相関関係を調べたら、ピッタリ合っていたのが、なんと、「月の満ち欠け」ということでした。
螺旋で動いているわけですから、最後の一週間ぐらいでそれをまるで手放すかのように、自分の位置に戻っていって、けれど戻るところは同じ場所でなくて、ちょっと進んでいる場所になるわけです。
ということは、構造は手放すけれども経験はちゃんと残していく、という感じで、一月一月進化していく。
まるで水が新月と満月の流れを知っているかのような動きをするというのは、月を見ているからではなく、水から情報を得ている。水の中に時間的変化があるから、感じ取れるわけです。
これは本当に驚くべきお話でした。
ゆの里のダイニングに飾ってあるプレートの文言、「月の光が宇宙の今を水の構造に書き込んでいる」とは、水が宇宙とつながり循環しているというモチーフになったそうです。
ほかにも、なぜ花が枯れないかといえば、
- 酸素が沢山あれば腐敗菌は増えないので、花は枯れない。
- 流れている水というのは酸素を溶かすことが出来ているから腐らない。
- 反対にたまっている水は酸素がなくなっていくから腐る
- 月のしずくは動いて循環しているので、水が腐りにくく花が枯れにくい
など…。
大変勉強になりました。
水の神秘。宇宙との繋がり。命との繋がり
水が宇宙と繋がっているなら、私達の体の水も、宇宙と繋がっているということになります。
なんとなくは感じていたことが、実は現代の水の研究から今まさに分かってきているのです。
しかし、この研究もまだまだ途中段階とのことで、完璧なエビデンスとして発表できるまでは、声高らかに広告宣伝することも、本にすることもしないということでした。
そんな貴重なお話をうかがうことができたことを感謝しています。
現段階では、あくまでも神秘の水ですが、私達の体に素晴らしい恵みをもたらしてくれることを充分に感じます。
長い連載になりましたが、また今後も研究が進み新たな発表がなされた時には、掲載したいと思います。
次回からは、免疫について分かりやすくご紹介したいと思います。
【関連サイト】
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