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アロマとマッサージで風邪やインフルエンザ対策

2019.11.22

冬の寒さに負けない身体作りにアロマでマッサージを!寒い季節、体調を崩しやすい、冷え性がつらいという人は、呼吸に原因があるのかもしれません。そこで今回は、呼吸器系と循環器系にやさしいアロマレシピと簡単な使い方、効果的なマッサージ方法などをご紹介したいと思います。

アロマ2019年11月

ここ最近、日中においても冬の寒さが感じられる頃となりました。

インフルエンザが昨年よりも流行しているので、外出時にはマスクが欠かせませんが、手洗いうがいに十分な睡眠、栄養を心がけているつもりでも、風邪を引いてしまうことだってあります。

ここ数日はサロンのお客様でも体調不良を訴える方が多く、季節の変わり目はやはり体調の変化が出やすくなります。また、寒さから肩が上がり呼吸が浅くなってしまっているお客様が多いのも特徴です。

寒くなると身体を縮こめてしまうのは仕方ないのですが、常に意識して深く呼吸することや肩が上がってしまう癖を矯正するのは難しいので、朝と夜のバスタイムにアロマを使ったマッサージを行ってみてはいかがでしょうか?

呼吸器系と循環器系にやさしいアロマレシピと簡単な使い方、効果的なマッサージ方法などをご紹介します。

朝、晩のシャワータイムは足元にアロマ。呼吸器系に優しい精油を垂らす

<おすすめの精油>

ティーツリー、ユーカリ、ペパーミント、マートル、ラベンサラなど…

<使い方>

足元に1、2滴精油を垂らし、シャワーで浴室に香りを拡散させます。浴室がスチーム状になり温まったら深く深呼吸します。

深呼吸する際は肩が上がらないようにして「丹田(おへその真下に握りこぶしを当てた、その下のあたり)」を意識します。2回~3回深呼吸したら通常通りにバスタイムをお過ごしください。

夜の温浴時、温度設定は40℃にして、入浴時には38℃~39℃のお湯に浸かる

アロマでマッサージする前に、しっかりと身体を温めることも大切です。

最近の浴槽は全自動で温度設定してくれるものが主流かと思いますが、お湯をためる際に40℃で設定することにより入浴時には少し温度が下がった状態で入浴可能になります。

入浴すると温度が下がり39℃~38℃に自然になりますが、40℃設定をされている方は40℃をキープすることなくそのまま浸かってみてください(途中で寒い場合は勿論リヒートで40℃設定に)。

寒さが厳しくなるほど、高温のお湯に浸かりたくなることがありますが、深い呼吸と睡眠前のリラックスタイムには高温入浴を避けて自律神経を整えることを意識されてみてください。

副交感神経を優位にすることで、入眠までの自然な流れを作り、強張った筋肉や神経を弛緩させ一日の終わりにピッタリなバスタイムになります。

つらい冷え性、肩こり改善には循環器系アロマを活用し湯船でマッサージ

<おすすめの精油>

スコッチパイン、ローズマリー、ビターオレンジ、イランイランなど…

<使い方>

基本的には上記のような循環器系に優しいアロマの精油を1つ選び、精油1に対して、お好きなキャリアオイル9で希釈してください(精油に詳しい方はご自身でブレンド可)。

精油の割合が1で良い理由は湯船でそのままマッサージするから。浴槽全体へのアロマの広がりを考え(全身に精油が触れます)、ごく少量の割合で行ってください。

バスタブに浸かる前に肩や足先など気になる部分に希釈したアロマオイルを塗布します。そのまま湯船に浸かりゆっくりと揉みこむようにマッサージしてください。

マッサージは強すぎる圧は避けて、優しくゆっくり、深く揉みこむイメージで流していきます。

肩の部分は両手が使えないのでやり辛いですが、首の付け根から片方の僧帽筋(首の後ろから肩、背中まで大きく広がる筋肉)を触りながら深部の肩甲挙筋(頸椎と肩甲骨をつなぐ筋肉)などを意識しつつ、出来るだけゆっくりとしたストロークでマッサージしてみてください。

足先は両手が使えるので、足の指をしっかり広げてストレッチするようにマッサージしてください。

・ ・ ・

寒さか厳しくなる季節はアロマディフューザーなどを活用しお部屋の空気を整えている方も多いですが、朝晩の入浴タイムにもアロマを使ってみてはいかがでしょうか。マッサージと組み合わせた冬のアロマレシピをぜひ、ご活用ください。

呼吸が楽になるだけでも身体全身の巡りの違いが感じられ身体が軽くなる感覚になりますよ。

冬の寒さに負けないお身体作りにお役立てください。

この記事を書いたコンシェルジュ

TAMAKO/美容家・コスメプロデューサー