ウコンとはショウガ科ウコン属の多年草で、インドが原産国と言われており、大昔の紀元前から栽培されています。
そのウコンの種類ですが、現在時点で50種類ほど存在しており、その中でも原産国のインドだけで約30種類を超える新しいウコンの品種が育てられております。
本来のウコンは「秋ウコン」又は「赤ウコン」のことを言いますが、同色別種の「春ウコン」や「紫ウコン」、「白ウコン」といったウコンも存在しております。これらと区別するために秋ウコン又は赤ウコンと言われております。
沖縄皇金ウコンとは?
様々な種類があるウコンですが、秋ウコンである「沖縄皇金ウコン」についてご紹介します。
琉球王朝時代から様々な国との国交を通して独自の文化を築き上げてきた沖縄では、中国の『医食同源』という考え方をヒントに、人々の日常の食生活の中にウコンが取り入れられています。
そんな健康への意識が高い沖縄の方々の中でもここ数年注目されているのが、沖縄皇金ウコンです。品種改良に約25年という歳月をかけて開発された沖縄皇金ウコンは、通常の秋ウコンと比べると約5倍もの大きさがあり、含まれている成分「テトラヒドロクルクミン」は22倍にもなります。
テトラヒドロクルクミンとは一体どんな成分なのでしょうか。
秋ウコンの主成分である「クルクミン」は、摂取することで体内でテトラヒドロクルクミンへと生成されます。このテトラヒドロクルクミンは、肝機能をサポートするほか、老廃物の排出を促してくれますので、飲酒の前後に飲むと二日酔いを防げると言われております。原産地の沖縄では、お茶や料理などに用いたり、泡盛などのお酒に入れて飲まれたりしています。