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カフェインの上手な付き合い方

2017.7.27

眠気覚ましや集中力をアップさせるなど、私たちの活動を助ける効果があるカフェイン。しかし時に、その依存性や過剰摂取による健康被害が懸念されることもあります。カフェインは、健康を害さないよう上手に摂取することが重要なのです。 今回はカフェインと上手に付き合う方法を考えてみます。

2006年のナショナルコーヒーアソシエイションの調べによると、なんと約68%のアメリカ人がコーヒーにハマっているという統計が。

日本でも大手コーヒーチェーンの上陸以来『コーヒー=おしゃれ』といったイメージがつき、コーヒーなしでは1日を過ごせないという方も多いのではないでしょうか。

先日はカフェインそのものについてお話しましたが、今回は上手に付き合う方法を考えてみます。

カフェインの効果をまとめると

覚醒作用
カフェインの効果としてもっとも有名なのがこの作用。勉強中・仕事中に眠気を感じた時や、集中力アップしたい時に飲む方も多いのではないでしょうか。

利尿作用
あまり知られていないのが、利尿作用です。体の中にある余分な水分の排出を手助けしてくれます。これによりむくみへの効果が期待できます。

解熱鎮痛作用
カフェインの脳血管収縮作用により、偏頭痛などへの効果が期待できると言われています。

強心作用
心臓の動きを活発にしてくれるのが強心作用です。心臓の筋肉の収縮力がアップし、血圧や心拍数が上がります。運動時に摂取する人が多いのは、この作用があるからです。

どんな時に摂るのが良い?

それぞれの効果を考えてみると、こんな時に摂取してみるのはいかがでしょう?

眠気と闘いたい時
もっともメジャーな目的ですよね。朝起き抜けにのむと胃に負担がかかることもありますので、朝食後や何かを入れた後に摂るのがよさそうです。

体の中をスッキリさせたい時
利尿作用=老廃物を排出してくれる=体の循環を整えてくれる
ことにもなるので、ムクミや冷えなど、体の中の巡りを整えたい時にもおススメです。

偏頭痛がある時
拡張しすぎた脳内の血管を収縮させることで、一時的に偏頭痛を収めてくれる効果があると言われています。ただし、一定時間が経った後収縮が治ることで痛みが戻ることもあるそうです。。

筋トレなどの運動をする前
脂肪燃焼作用があると言われるカフェインですが、脳内のアデノシンという化学物質をブロックすることで、疲労感を感じにくくなります。そのため、運動による疲れや痛みも感じにくくなることから、運動前の摂取も良いとされています。

ちなみにカフェインは摂取してから、効果があらわれるまでには約30分かかり、その効果は約5時間-7時間ほど続きます。効率の良い摂取時間帯は、午前中やお昼時で、夕方や夜に摂取してしまうと、眠れなくなったりするので注意しましょう。

『過剰摂取による死亡事故』も起きており、上限摂取量は以下の通り

1回あたり:成人で体重1㎏あたり3mg(50kgだと150mg)
1日あたり:成人で体重1kgあたり5.7mg(50kgだと285mg)
*カフェインはコーヒー100mlに対し約60mg(全日本コーヒー協会調べ)

体質的な相性や、当日の体調によっても体への影響が変わりますので、上手に摂取して付き合っていきましょう。

記事提供:

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