梅雨の体調変化に備えて☆セラピスト直伝の美容食事法
2017.6.12
5月病に続き、6月も季節の変わり目から身体の疲れが溜まりやすい季節。特にベテラン社員の皆さんは指導疲れが出ているかもしれませんね。そんな時は、日常の食事法を見直し、食生活を短期間リセットすることがおすすめです。今回は疲れをリセットさせるためにプロのセラピストが取り入れている食事法をご紹介します。
新人を指導する側が疲れを感じやすい6月
6月に入りそろそろ梅雨本番ですね。
6月は5月に比べ、ベテラン社員の疲れが出る時期だという記事を先日読んだのですが、欧米では5月病ではなく6月病とも言われているみたいですよ。
新人研修も3ヵ月目に入り、指導者側が疲れが溜まることもあるかと思います。
私も新卒の技術研修に入ることが多く、自分が出来ることをあえて分かりやすく相手に教え、同じことが出来るように技術向上してもらうことの大変さを痛感します。
自分が出来ることって自分にとっては当たり前。でも、出来ない人にとったら難しい。
そんなの考えたところで当然ですが、人はインプットするよりもアウトプットすることの方が労力を使うのはどんなことでも同じだと思うのです。
業務を単に覚えてもらうだけでも伝える力を問われるのに、ある特定の専門技術を教え込み一定の条件を満たすまで成長してもらうためには、教え方だけではなく相手の潜在能力を引き出す力も必要とされます。
人にかかわることが好きでセラピストになったのですが、それでも肉体的な疲れを感じてしまうことがあります。
その時期はやはり6月。
そんな時期は、日常の食事法を見直し、食生活を短期間リセットするように心がけています。
自分に合った楽しめる食事法が一番
普段は雑食の私(とはいえ、なるべく野菜をメインにタンパク質、ミネラル、ビタミン、食物繊維などバランスよい食事を心がけています)ですが、この時期は3~5日間ほどビーガン食に変更します。
世界中にはさまざまな食事方法がありますが、自分に合った食事が一番だと思うのです。
地中海式ダイエットは日本人に効果ないというエビデンスが出たり、イソフラボンは殆ど意味がないという研究結果が出たり…。
良かれと思っていたことがそうではないという研究結果が盛んに取り上げられていますが、私は時流に乗るのではなく自分にとって合っていればOKだと思うのです。
直ぐに何かが良くて何かがダメだと決めつけるのは少し狭量な気がするのです。
それは単に何か良いことがあればそれに縋りたいだけで自分で何かを認めたわけではない。
誰かのせいにするのは簡単ですが、自分が決めたから好きだからと自分がどうであるかを優先した結論なら楽しんでダイエットなり健康的な食事週間など物事を継続できると思うのです。
食事法も自分が好んで決めたことは長続きする
私の友人が宗教上の理由でビーガンだったことがきっかけで、ビーガン食を試したのが初めてですが、”単に美味しかったし翌朝、胃が疲れなかった”という理由で身体が疲れる季節にこの食事法を取り入れることにしました。
写真は肉の代替品である大豆から作った肉もどきと、乳脂肪分を一切使っていないバター。
普通のスーパーだとあまり売っていませんが、私はこれらのビーガンフードやハラル食品を多く扱う東麻布にある日進スーパーかナショナルマーケットで定期的に購入しストックしておきます。
少し値が張りますが、大量に使うものではないので、健康のためと思い愛用しています。
乳脂肪分を一切排除して野菜中心の食事法を3日くらい続けるだけで、胃腸のもたれ、背中の痛みが解消され身体が軽くなります。
もちろん、個人差はあるのかもしれませんが、肉や魚など動物性たんぱく質も好きな私にとって、食事法を少し変化させるだけでデトックスされ、蓄積された疲労や季節の変わり目を穏やかに乗り越えられます。
良いか悪いかなど他人の評価や価値観だけではなく、自分が好んで決めたことは長続きするし、何といっても他人の食事法や生活習慣に寛容になれます。
そして、穏やかにスタッフやお客様と向き合うことが出来ることが精神衛生上、一番かなとも思います。
Well-Beingは、自分向きなだけではなく取り入れた側の人間がストイック過ぎず、外の人に対しても穏やかに映れば、ナチュラルなWell-beingが連鎖されるのではないでしょうか!?