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まだまだ気になるかかとのガサガサ、今度こそさようなら

2018.2.20

冬の乾燥の季節。かかとのガサガサ、気になりませんか?見た目が悪いだけではなく、ストッキングを破いてしまうこともあるかかとのガサガサは、お困りの方も多いでしょう。そこで今日はかかとのセルフケア方法をご紹介します。ただ保湿すれば良いだけではないのです。正しいセルフケア方法を覚えて今度こそガサガサかかとにサヨナラしましょう!

このかかと、見覚えありませんか?

冬の乾燥の季節。写真を見て、思わず自分のかかとを確認してしまいそうになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かかとが白っぽくなっていたり、角質がたまってかたくなっていたり、触るとガサガサしていてストッキングやタイツを履いても伝線してしまうという方もいらっしゃると思います。

かかとがガサガサするのには、いくつかの原因があります。

①古い角質がたまりすぎている

②乾燥している

③冷え、血流が悪い

④足への刺激過多

⑤水虫など

④足への刺激過多と書いたのは、例えば合わない靴を履き続けていて、かかとを含め足そのものに刺激や負担をかけている場合や、立ち仕事などで足に全体重がかかっている時間が長く常に足に負担がかかっている場合などの意味です。

①~③はリンクしていると言っても良いかもしれません。

足や身体全体が冷えて血流が悪くなると水分が全身にうまく行きわたらず肌が乾燥します。

古い角質がたまるのも、冷えや乾燥で新陳代謝が悪くなるとターンオーバーが遅くなっていくことでかかとの皮膚がかたく肥厚するということもあるのです。

かかとのガサガサのケア。まずは足浴や座浴をしてみましょう

ガサガサしていて乾燥しているのなら「削って保湿!」と思いますが、その前に足浴や座浴をしてみましょう。

冬は足や身体は冷たいもの、と思い込んでいませんか?

実はそれ、違います。

もし足や太ももを触って冷たいなと感じていたら、身体が冷えている証拠です。まずは簡単にできる足浴から試してみてください。

先述の通り、冷えているためにかかとが乾燥したりひび割れたりすることもあります。5~10分という短時間でも良いので、末端からあたためる習慣をつけましょう。

足浴についてはこれまでコラムでも何度も書いてきたので過去記事をご覧いただければと思います。

座浴は座浴器が無い場合は、少し大きめの洗面器で代用できます。お湯を張ってお尻をあたためます。

「そんなので効果あるの?」と思いますが、便秘の解消に一役買ってくれることもあります。※効果をお約束するものではありません

とくに普段シャワーだけで済ませてしまうことが多い方は、例えば身体を洗っている間や髪を洗っているほんのわずかな時間でも構いませんので、「ながら座浴」「ながら足浴」をしてみてください。

意外にもポカポカして気持ちのよいものですよ。

やりすぎ厳禁!かかとケアはこまめに行う。毎日少しずつガサガサを無くしていきましょう

かかとの肥厚を取るには、

①ヤスリで削る

②スクラブでこする

③薬剤で溶かす(ピーリング)

などさまざまな方法があります。

どの方法でも自分に合ったものや使い方を守って行うことが大切です。

とくに①~③どの方法でケアをしても共通して言えることは、やりすぎないこと。

ヤスリで削りすぎると、かえって角質が厚くなることもあります。

スクラブでこすり落とすのは、ヤスリや薬剤で溶かすピーリングよりは刺激は抑えられるかもしれませんが、強くこすりすぎたり長く放置しすぎたりすると刺激になってしまうこともあります。

薬剤を利用する場合は、即効性はあまりないのですが、数日~1週間くらいかけてキレイにはがれるので、使うタイミングを計ることと、途中ポロポロ角質がはがれるのでTPOを選ぶ必要があります。

かかとケアの最後には、オイルやクリームなどで保湿をすることを忘れずに。

お好きなアロマ(精油、エッセンシャルオイル)をオイルやクリームに混ぜるなどして、かかとを含めくるぶしやふくらはぎなど足全体を保湿しましょう。

いつも頑張っているご自分の足に潤いのご褒美を与えてください。

おすすめの精油は、

  • フランキンセンス
  • ベンゾイン
  • ゼラニウム
  • レモングラス
  • ペパーミント

など。

その時の気分に合わせて好きな香りを選んで使うと良いですよ。

いかがでしたでしょうか。

かかとのケアは一度にまとめて行うというのではなく、こまめにチェックしその都度セルフケアをするようにしましょう。

この記事を書いたコンシェルジュ

新垣 静香/アロマセラピスト