暑さが一段落したところで、こんなはずじゃなかった!というお肌にならないために、秋に向けたスペシャル美肌ケアで素敵な秋を迎えましょう。
美肌ケア1. 導入、前準備
美肌ケアには導入のための前準備がとても大切です。丁寧に行いましょう。
まずは、クレンジング洗顔をぬるま湯で通常通りに行います。
特に日焼け肌は敏感状態でもあるので摩擦は厳禁です。
それほど日焼けしていないお肌でも、夏の疲れはお肌に現れています。タオルで優しく包むように軽くドライします。
タオルを氷水で冷やし軽く絞ったタオルを顔の上に乗せます。お顔だけじゃなく首やデコルテなど露出が多かった部分、そしてなんとなくまだ熱があるなという部分には繰り返し何度も冷やします。
ある程度クールダウンしたら(5分~10分)十分に保湿を行ってください。
毛穴の開いた状態、赤みを帯びたお肌、日焼けにより弱ったお肌、シミ、しわ、たるみ、光老化対策として一番に取組みましょう。
美肌ケア2. ローション、化粧水ケア(美白商品を使う前に保湿美容成分を!)
日焼けをして黒くなったお肌の美肌ケアとして、美白化粧品導入と考えがちですが、美白化粧品導入前には必ず保湿ケアが下準備としてお肌に必要となってきます。
いきなり美白ケアをするよりも、保湿ケアで下準備することによって、美肌効果だけではなくエイジングケアが期待できます。
普段お使いの化粧水を冷蔵庫などで少し冷やしておくのもおすすめです。
収れん効果のある化粧品はお肌の引き締めに効果的です。
乾燥が進んでいる方はヒアルロン酸など、保湿効果の高い化粧水をお選びください。
清潔な手に化粧水を取り、お顔だけではなく首やデコルテまで、まんべんなく優しく包むように塗布していきます。
コットンを使うこともおすすめですが、敏感肌の方、皮膚が薄く敏感な状態のお肌、炎症が見られるお肌の方は手で直接つける方がおすすめです。
手の温度で化粧水が温くならないように気をつけましょう。
温度が上がることで雑菌やばい菌が繁殖しやすくなるので、事前に手を冷やしておくことがおすすめです。
美肌ケア3. 美容成分導入(美容液)
美白ケアステップ3はいよいよ美容成分の導入です。
美容液はお肌を修復しそして保湿鎮静させる効果の高いものを選びましょう。
おすすめの成分としては抗酸化作用の高いビタミンE誘導体配合のものや、消炎作用の高いグリチルリチン(甘草)です。
保湿効果の高い成分や植物成分によって、お肌を健やかに保つ成分が良いでしょう。
美容液は高価なものが多いのでもったいないと思いがちですが、秋のスペシャル美肌ケアとしてはしっかり首デコルテまで使える分量を塗布してください。
美肌ケア4. 栄養成分誘導法(オイル美容)
通常美容液まで塗布した後にそのままパックに行きがちですが、ここはひとつサロンでも行うとても効果的な美肌ケア方法であるオイル塗布を行います。
オイル美容は雑誌等メディアで注目を集めていますが、オイルの1番優れているポイントというのは、実は次に使う美容成分をさらに奥に届けさせてあげる橋渡し(誘導)の役割です。
ですから通常の美肌ケアでもクリームの前、つまり美容液の後に使ってあげるのが効果的です。
乾いたお肌に直接オイルを塗ると、昼間は紫外線により日焼けを促進してしまいます。
ですから、オイルは使う順番とタイミング、そしてポイントが重要となってきます。
お肌だけではなく、髪の毛などもヘアマスク前に使ってあげるといいでしょう。
おすすめの成分としてはスクワランやオリーブそしてシードエキスです。
べたつかない程度の量を手に取り、お顔から首、デコルテまでしっかりと浸透させます。
美肌ケア5. 修復トリートメント(マスク、パック)
マスク剤にはさまざまな種類がありますが、今回おすすめするのは夏の終わりのスペシャル美肌ケアということもあり、贅沢にクリームで行うパック方法です。
クリームパックは肌荒れや乾燥を改善し、お肌にハリとツヤを与えるので美肌+エイジングケアに効果的です!
有効な成分としてはコラーゲンの生成を助ける大豆プロテイン、ペプチド、小じわに効果的なヒアルロン酸、保湿効果の高い海藻エキスなどです。
その他、植物エキスよってお肌を健やかに整えてくれるような成分もおすすめです。
普段お使いのクリームをお顔、首、デコルテまんべんなく塗布していきます。
マスク剤によっては目元口元に使えないようなものもありますが、このクリームパックですと目の際ギリギリまでお使いいただけるので、とても使いやすいです。
10分から15分放置したら洗い流すだけで終わりです。デコルテなど洗いにくい部分は、ぬるま湯でシャワーで流してしまうと落としやすいです。
洗い流す際には優しく擦りすぎないように気をつけてください。
洗い流した後は清潔なタオルで軽くドライ。
もう一度しっかりとタオルを氷水で冷やし、お顔からデコルテまで冷やしたら完了です。