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夏を乗り切る日焼け止め選びと紫外線との付き合い方

2022.5.4

こんにちは。シャンプーソムリエのmisaです。

寒い日が続いたかと思ったら、夏みたいな日が続いたりする今日この頃。みなさま、夏に向けて紫外線対策は大丈夫でしょうか。

今回は紫外線との上手な付き合い方についてお話ししたいと思います。

帽子 女性

日焼け止めの選び方

クリーム

みなさんは、どのよう日焼け止めを選んでいますか?

SPFや、PAなどを基準にしている方がほとんどではないでしょうか。もちろん、SPFやPAを気にしていただくのは大切です。しかし、本当に大切なのはどのような状況で使うのか、どのように落とすことができるのか、ということではないかと思うのです。

日焼け止め選びは紫外線を浴びる時間と強度で決める

例えば、毎日外に出て仕事をしていても、長時間紫外線を浴びる場合であれば強い日焼け止め、出勤、退勤時に駅まで歩く以外はさほど紫外線を浴びない場合は弱い日焼け止め、などと状況に応じて考えます。もちろん、海や山に行き、たくさん陽を浴びるときには強い日焼け止めが必要です。

このように、日焼け止めは強ければ強いほど良いというわけではなく、紫外線を浴びる時間と紫外線の強度で決めなくてはならないのです。

一般的に強い日焼け止めほど肌に負担がかかり、落としにくいというものが多くなります。すべての商品に当てはまるわけではないですが、落としにくい=落ちづらい=肌荒れしやすい という公式が当てはまる気がします。夏に肌荒れをしやすいという方は、汗や皮脂、紫外線そのものが原因という場合もありますが、日焼け止めが強すぎたり落とし切れていないことが原因という場合も大いにあり得るので、紫外線を浴びる時間や強度をもとに、普段使っている日焼け止めを見直してみるのも良いかもしれません。

日焼け止めを選ぶ際のポイント

日焼け止めを選ぶ際には、次のことを考慮して、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。

  1. どのような場面で使うのか
  2. 使う頻度はどのくらいか
  3. 何を使えば落ちるのか (お湯で落ちるのか、石鹸で落ちるのか、クレンジングを使わないと落ちないのか等)

特に気を付けなければならないのは背中。日焼けをしないようにウォータープルーフの日焼け止めを塗っても、手が届きづらく洗いにくい箇所なのでニキビの原因となりやすいです。ニキビになってしまうと、そこから色素沈着やクレーターに繋がる事もあり得ます。

このような肌トラブルを起こす前に、体の部位にも合わせてお肌に優しい日焼け止めを選びたいですね。

最強の日焼け止めは、日焼けした後のケアにあり

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ここまで日焼け止めの選び方を書いてきたのですが、実は私自身は日焼け止めをあまり使っていません。基本的にノーファンデ生活をしているため、日焼け止めを塗るとかなりの確率くらいで肌荒れをしてしまうのです。シミが出来ないのかとよく聞かれますが、気になる大きなシミはありませんし、お肌綺麗だねと言われたりもします。

じゃあどうやって日焼け止めを使わずにケアをしているの?というところですが、全く紫外線を浴びない生活はもちろん無理なので日焼けした後のケアに重きをおいて対策を行っています。

どうしても日焼け対策というと日焼け止めそのものに目がいきがちですが、最強の日焼け止めは、紫外線を浴びた後のケア。紫外線をたくさん浴びてしまった日は、帰宅後にビタミンCをたくさん補給し内側から細胞の修復をしていきます。そして、紫外線で乾燥してしまったお肌をしっかり保湿して、夕食を軽めに済ませ、できるだけ早く寝るように心がけています。夕食を軽めにすることで消化へのエネルギー負担が減り、その分の力を細胞の修復に注いでもらおうという魂胆です。

日焼けを防ぐ方にみなさん力を入れがちですが、日焼けした後にどうするかというのもとても大切なポイントです。

もちろん、私も海や山に出かける時や、長時間外にいる時は日焼け止めを使います。

TPOに合わせて、日焼け止めを使うのか、アフターケアに力を入れるのか、どのような日焼け止めを使うのか、など上手に対応していけるといいですね。

子どもの日焼け止めはどう選ぶ?

海 親子

大人よりも敏感な子どもの日焼け止め。選び方も難しくなりますが、基本的には、同じ考えでいいと思います。長時間外に出る時は日焼け止めを塗る。塗った時はしっかり落として、しっかり保湿で早く寝る。夏の保湿を怠ると、冬場に乾燥で肌荒れするので夏の保湿はマストです。

我が家は、日焼け止めを使いたい日は、スプレータイプの優しい日焼け止めを家族全員で髪の毛からかけています。子ども用大人用と分けるより、子どもにも使える物を大人もいっしょに使うのが1番肌にやさしい選択肢かなと思います。

子供と一緒に大人も髪の毛から紫外線対策をする

紫外線は頭皮や髪への影響も大きく、白髪や薄毛の原因の一つになるため、髪の毛からスプレータイプの日焼け止めをかけますが、長時間外にいる時は日焼け止めスプレーよりもUVカットがついている帽子を被る事が大切です。しっかり帽子でガードして白髪や薄毛を予防しましょう。

そして、髪の毛に日焼け止めを塗った日は、シャンプーを2回したり、少し洗浄力の強いシャンプーをするなどして、しっかりと日焼け止めを落としてからトリートメントで保湿してくださいね。 髪の毛が10センチ以下の短髪の方はトリートメントをしなくても良い場合もありますので、ご自身の髪に合わせてケアをしてみてください。

去年の日焼け止めは絶対に使わないで

開封後はお早めに使い切ってくださいと明記されていることが多いと思いますが、日焼け止めも含めて、化粧品の使用期限は開封後、数ヶ月というものがほとんどです。日焼け止めも、開封後数ヶ月すると効果が落ちてきて、品質も変化してしまいます。

徐々に変化していくのでなかなか気づきにくいかもしれませんが、製品の香りが変わってきたり、分離してきたりしたら要注意!日焼け止めも化粧品同様、ワンシーズン毎に使い切り、新しいものに取り替えるようにしましょう。

これから夏本番、どのように紫外線を予防するのか?浴びた後どうするのか?しっかりケアして楽しく夏を乗り切りましょう!!

シャンプーソムリエアカデミー認定講師
misa

la cour
オーナースタイリスト・シャンプーソムリエ


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この記事を書いたコンシェルジュ

一般社団法人シャンプーソムリエ協会

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