乾燥に最適。オーガニック&ナチュラルコスメの美容液の効果
美容液と聞くと、化粧品の中では一番効果があるようなイメージのアイテムと思っている人が多いのではないでしようか?
オーガニックやナチュラルコスメは、一般の製品のように医薬部外品の美白美容液やしわ取り美容液などのような、肌の深いところまで浸透するハイパーコスメ的なものではなく、肌表面の角質層の潤いを持続し、ハリと弾力、透明感やツヤをもたらす効果を与えてくれます。
「えっ?肌の表面だけなら効果がないのでは?」
そう思った方、いるのではないでしょうか?
オーガニックやナチュラルコスメは、ナノ成分の使用やナノ技術は使用禁止。
肌の深部まで浸透させない理由は、人間の肌の生理機能を損なうことをしないことと、本来、人間のお肌は角質層のケアが十分にできていれば、そもそも美白をしたくなるような肌にはならないという考え方があるからなのです。
美白していたつもりが乾燥肌に…。美容液を選ぶなら自分の肌が今どんな状態なのか見つめ直すことが大切
実際私も20代後半から30代半ばまで、かなり強い美白コスメも使っていましたが、肌がどんどん老化してシミもかなり増えていきました。
美白しているのになぜ?
肌も乾燥が止まらない…
強い成分で肌の生理機能を阻害していたことに気づかずに使い続けていたからです。
ナチュラルコスメに変えてから、保湿の極意を知り、日焼け止めの正しい知識を知った後は、シミが出来るのが止まり、乾燥したなら保湿のバランスを正し、自分でコントロールができるようになりました。
美白をすることが悪いわけではないですが、美白剤を肌の奥深くまで浸透させることにはリスクがつきものになります。
医薬部外品の製品は、個人で購入する量の規制もありませんから、気づけば強い成分のものをたくさん買い込んで、独自にブランドシャッフルして使っていると危険!
白斑などの取り返しのつかないトラブルにもなりえるのです。
また、ハイドロキノンのように、医者が処方していた成分も化粧品に使われるようになったこともあり、過剰に使わないように気を付ける必要があります。
でも、その前に
そんなに美白コスメが必要な肌なのか?
どうしてそんな肌になってしまったのか?
を見つめ直すことも大切。
今までと同じことを繰り返していれば、いつまでたっても堂々巡りです。
肌のくすみやシミが気になるなら、 まず気にかけてほしいのは肌が乾燥していないかということ。ジェル状美容液が大活躍
普段から落ちにくいメイクを使って、洗浄力の高いクレンジングで洗っていませんか?
肌がキュッキュッっというまで洗っていたなら危険信号。こうなると自らの潤いがすべて洗い流されている証拠。肌を守る機能が失われています。
無理な洗顔を避け、しっかりと水分の保湿を高めるケアを取り入れましょう。特に今の時期は湿度が下がり、肌は乾燥しがちにもなるので、肌の角質層に水分をしっかりと抱え込ませることが大切です。
ローションで整えた後、その水分をたっぷりと抱え込む成分が配合したジェル状美容液が大活躍です。
これ、お料理に例えるとわかりやすい!
ゼリーを作るときに水分のベースに寒天などを使いますね。また、だし汁にとろみをつけたいときは葛を使いますよね。
肌も同じように、水分を入れた後にとろみやプルプル成分を入れることで水分を抱え込み、すぐに蒸発しないように持続させることができるのです。
そうした潤いを高める成分はよく耳にする成分で、
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
- シロキクラゲ多糖体
- トレハロース
- ベタイン
- 褐藻エキス
- アロエ
- グリセリン
- アミノ酸
などなど。
美容成分としてうたわれる成分も多いですね。だから美容液に使われているのも当然。
特にジェル状の美容液は乾燥肌を改善へ導き、透明感のある肌に整えていきます。
例えばオーガニックナチュラルコスメにはオイル美容液というものも多く存在します。
ただ、こちらは油分。保湿剤とは性質が違いますね。
オイル美容液も保湿ではありますが、水分を抱え込む力は保湿剤のほうが圧倒的。
オイルはハリや弾力、つや、なめらかさを高める役割があります。
これもまた、エイジング年齢層には欠かせない栄養素ではありますが、乾燥にはぜひジェル美容液をおすすめします。
この保湿のお話は、なかなか簡単には説明できないのですが、来年1月からオーガニックナチュラルコスメのスクールが誕生しますので、そこで学んでいただける場を作りたいと思います。