今日からコラムを担当することになりました「セルフケアな暮らし方」案内人の富田和美です。

毎日を丁寧に過ごすこと。そんな単純なことが、実は、あなたの美しさを引き出すセルフケアになります。

ここでは、「楽しみながら美しくなる」をキーワードに快適なセルフケアへとつながるさまざまなアイテムや情報、日々思うことなどをお届けしていきます。

どうぞおつき合いくださいね。

さて、さっそくですが今回の記事では「手」を使ったスキンケアの効果＆方法についてお伝えしたいと思います。

手は、最高の美容ツールだということを皆さんはご存知ですか？

毎日のスキンケアが何気ない習慣になってしまっているとしたら、それはとてももったいないこと。

私たちの手は、いつでも体や肌の変化に敏感に気づき、美しさへの近道を一番よく知っている頼もしいパートナーなのです。

手を上手に活用してこそ、日々のスキンケアが全く違った結果になると実感できるでしょう。

「手当て」という言葉があるように、手で触れる、撫でる、摩ることは疲れた心と体を癒し解きほぐしてくれるという素晴らしい効果を生みます。

例えば、お腹が痛くなった時にはお腹を、不安な時は頭や額に手を当てますよね。

これは、私たちが無意識に行っている自分自身への「手当て」です。

毎日のスキンケアも、実は「手当て」の一部。意識して肌に触れるかどうかで、「手」のパワーが全く違ってきます。

教えられた手順通り何気なくオイルやクリームをつけるのではなく、自分を慈しむように手のひらで優しく肌を包み込み、ゆっくりと丁寧に撫であげてみる。

たったこれだけで肌の生まれ変わりをスムーズにし、美肌効果を高めてくれるのです。

これは、触れた時に分泌される「幸せホルモン」オキシトシンのお陰。

また、大切に触れるという行為は、副交感神経を優位にするという効果も。

お休みスイッチがONになることで、疲れた体も徐々に温まり最高にリラックスした気分になることでしょう。

ストレスを感じやすい方や寝つきが悪い方などは、特にゆっくりと深〜い呼吸を意識しながら、肌を通じたお手当ての時間を1日の終わりにじっくりと楽しんでみてください。

私の「セルフケアな暮らし方」の第一歩にもぴったりです。

まずは、1日の終わりに、ゆっくり呼吸しながら肌を両手のひらでふんわりと包み込む。

さぁ、早速今日からご一緒に実践してみましょう！