2018年は注目のクレイを取り入れてみませんか?Vol.1 ~ クレイの驚くべき効果とは?~
2018.1.16
最近注目が集まっている「クレイ」の効果とは?クレイ洗顔やクレイパックなど、自然派美容として用いられることが多いクレイですが、実は今、新しい自然療法として注目を集めています。クレイの種類や扱い方など、間違った使い方をしている人も多いこの「クレイ」。正しい知識を身につけて、もっと活用してみませんか?
皆さま、明けましておめでとうございます。
年が明け、2日からすでに仕事モードバリバリで始まった私なのですが、実は昨年の年末、思いもよらぬ転倒で足をくじき、そして再び数日後にまた転び…
人生で初めての捻挫を経験いたしました。
そんなこんなで2017年の終わりは、捻挫で一年の邪気を払った?!わけで…。
今年、2018年も気持ち新たに頑張っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
2018年は「クレイ」に注目!素晴らしい効果と魅力
さて、年初めは最近注目が集まっているクレイのことを2回にわたり、話題にしたいと思います。
と言いますのは、年末の人生初めての捻挫をクレイで改善させたこともあり、改めてクレイの素晴らしさを多くの方に知ってもらいたいと思ったからなのです。
それに近年、さまざまな自然療法が取り上げられ、ここ最近注目度が急上昇しているのがクレイだからです。
話は、おととしだったか…少しさかのぼりますが、クレイを学ぶ機会がありました。学ぶ理由は、化粧品にクレイの配合がどこまで可能なのかを知りたくて。
結果を先に言ってしまうと、学ぶごとに化粧品への起用は、クレイそのものの効果を最大限に活用するなら難しいと判断してあきらめました。
というかそれよりも、クレイそのものの効果が素晴らしく、その神秘的な魅力にはまってしまったという結果に。
皆さんクレイってなんだか知っていますよね。
クレイは粘土鉱物。
ケイ酸と酸化アルミ二ウムの結晶が層を成したケイ酸塩鉱物のことです。
実はコスメ製品にも使われていますが、配合目的は、洗浄、吸着、増粘、そんなところなのではないかしら。
化粧品には水分があり、クレイは水が入ると動き出す性質があるため、カビなどが発生しやすくなります。ナチュラルコスメの処方では菌との闘いになってしまいます。製品づくりはほんとに容易ではありませんね~。
クレイをうまく活用した化粧品(レスキューアイテム)、これはこれからもずっとテーマになると思います。
クレイの魅力は美容効果だけではない
さて、クレイの醍醐味は使うときに粉状のものをペーストにして湿布したり、パックしたり、クレイバス、ローション、パウダーのままなどなどありとあらゆる形で使用するところにあると思うのですが、
なんとなんと!クレイは古代エジプトの時代から使われていたそうですよ~。
当時から「手当て」として、治療に活用されていたのだそう。
クレイで治療って、例えばどんなことに活用できるのかというと…
私が学んだアロマフランスのアストリュック前原ドミニック先生は、以下の症状への適応を挙げています。
膿瘍、やけど、皮膚の傷、かゆみ、湿疹、凍傷、しもやけ、乾癬(かんせん)、蕁麻疹、日射病、虫刺され、目の炎症、寝違え、喉頭炎、痛風、捻挫、床ずれ、足のだるさ、瘢痕(はんこん)形成、月経困難症、関節炎、リウマチ、腰痛、骨折、ヘルペス、頭痛
などなど他にもたくさん。
美容面でも、
ニキビや角栓、ゴマージュ効果、洗顔、体臭、多汗症
など。
ただし、これは正しい知識があってこそ活用できる技なので、単純にクレイを買って使えば効果が出るというものではありません!
というのもクレイには種類があり、適したものを適した方法で組み合わせなければなりません。
実はとってもとっても奥が深いのです。
クレイ=乾燥するは誤解です!正しい使い方で効果アップ!
一番ポピュラーに入りやすいのは美容面かな。
そもそも多くの方はクレイのことを、
クレイ=パック=乾燥
というイメージを持っているかもしれませんね。
そうなってしまうのはペーストの水の量を多くしている人がほとんどで、ゆるいクレイを肌に薄く塗ればどんどん乾いてパリパリしていきます。
これでは逆に肌を傷めてしまいますので水の量と塗る厚さが肝心ということになります。
こんな風にもったり、なめらかなペーストで、かなり厚めに。
通常のパックなら5ミリ程度の厚さで15分。
クレイで捻挫のケアに挑戦!
そしてこの度、私もクレイをせっかく学んだのに、実際に負傷した体に実験できる機会もそうそうないと思い、この「捻挫」をクレイで治してみようと思ったのです。
さて、私の捻挫はどうなってしまったかというと…。
転んでしばらくしたら腫れ始めました。実はこの時、痛みがいったん引いたのとそこそこ歩けていましたのでたいしたことないと思っていました。
ところが夜になってさらに腫れがひどくなり、歩くと痛くてまったくもって動けない状態に。