10年以上昔のモデル時代に、当時所属していたモデル事務所から連絡がきていつものオーディションだと面接に向かったのですが、オーディション現場についてビックリ。
私以外は白人の175cm以上はあるモデルさんでいっぱい。
私の身長は168cm、確かに世間一般からすると高身長な方ですが、モデルの世界では決して高いとはいえない私の身長。
なんかの意地悪とか嫌がらせかな?と内心ヒヤヒヤしていたのですが、後で聞いたところ呼ばれた理由は、身長は関係なくキャラクター重視とのこと。
テレビCMのオーディションでした。たまたま居合わせたのが高身長の白人モデルが多かったとのこと。
そのオーディション待ちで出会ったフランス人で、多分10代後半のモデルさんとおしゃべりした時のこと、あまりにも可愛く、しかも彼女の脚が私のウエスト位なので(笑)
「どうやったら、その美脚手に入る?」
と聞くも彼女の答えはシンプル。
「何もしていないよ。」
考えてみればこれほどの愚問もなく、生まれ持ったパーフェクトボディをどうやって手に入れたかという質問は愚問以外の何物でもないですよね。
ですが、彼女の何にもしていないという答えに私は美脚の作り方にヒント得た感覚になり、その数日後ヒントの答えを見つけることに至りました。
今日は、私が見つけた美脚の作り方の極意をお教えしたいと思います。
美脚の作り方の極意。今ある魅力を引き出す努力を
生まれ持って完璧な美貌を手に入れた人は何もしなくても良い。
でも、そうでない人は努力すれば良い。
今自分が持っている武器を確認し、足りない武器を調達するのではなく、既に持っている武器をイノベーションすれば良い。
武器はなんだ? 脚の長さは変えられない…
子供の頃からクラシックバレエで鍛えた脚は多少引き締まっているものの、太ももが細ももではなく、ちゃんと太ももタイプの私がスレンダー美脚を目指しても仕方ないので、細いだけでは作れない曲線を作れば良いのかと。
あれこれ試行錯誤で自分に合った美脚の作り方を研究しはじめました。
その結果、元々胸もお尻も大きめで、どちらかというと痩せタイプではない自分の体形は、全体的に曲線を作る事に集中。
大好きな靴が美脚の助けに
そして、スパやサロンでのトリートメント、ホームケア以外で美脚の作り方として心がけたのは美容ファッション。
元々、かなりの靴マニアの私。靴を選ぶときは脚がより長く、美脚に見える靴を選ぶようにしました。
トレンドファッションは時代によって変わりますが、美容ファッションは時代を越えて長く活用できます。
今回は春夏仕様の靴ということでベージュのセレクト。
ベージュは肌との一体感がでるので、ヒール、スニーカー問わずコレクションしています。
膝下がより長く見え美脚効果が期待できるので、春夏の定番ファッションです。
デコラティブな靴も大好きですが、スタイル重視という日は必ずベージュを選びます。
全身が写る写真撮影には特におすすめです。
正しい努力が実を結ぶ
話は戻り、自分に合った美脚の作り方を研究しはじめてから数年が経った頃、事務所のすすめで受けたビューティコンテストで日本代表ミス・スイムスーツ賞を受賞することになりました。
審査員からはちょうど良い体型、海外でも負けないある程度肉付きのある体型じゃなきゃ世界コンテストで勝てないからね…と言われ、自分の努力の方向性が間違っていなかったのだと自分の導いた結論に満足した覚えがあります。
努力の方向性がズレると努力自体が無駄に終わり自己嫌悪に陥りますが、間違っていなければ、さらに高みに昇ることだってできます。
何につけ方向感覚は大事だなと感じる一方、まずは、あれこれ考えないで素直に取り組んでみるというアクションこそが美女道ではないでしょうか!