2017年2月17日 更新

使い切れずに残った精油はどう使う?

使用期限が切れてしまった精油はどうしていますか?すぐ処分?精油は植物からいただいている大切ないのち。古くなった精油を最後まで使える方法をご紹介します。

まだ捨てないで!期限切れの精油の行き先は?

使用期限が切れてしまった精油をお持ちではありませんか?
種類によって様々ではありますが、開封後、大体柑橘系の精油で半年~1年以内、それ以外の精油では1~2年以内が使用期限のものが多いと思います。また、メーカーによっては品質保持期限の書かれているものも。

では、使用期限の書かれていない精油をどう判断すればよいのかというと…

①買った時と比べて明らかに香りが変わってしまったもの
②酸っぱい、または、臭くなってしまったもの
③粘度が出てきたもの
④色が変わってしまったもの(白濁など)

これらの精油は基本的にスキンケアやアロマトリートメントなどに使用しない方が良いです。
ですが、重たい香り(パチュリ、サンダルウッドなど)は、熟成したワインのように時間が経った方が芳しく重厚感のある香りに感じられることもあります。

すべて一概には言えませんが、②~④については特に気を付けて、見たり嗅いだりして確認をしてください。

では、スキンケアやアロマトリートメントでは使えないからといって古くなった精油をすぐに処分するのかというと…ちょっと待ってください。まだ捨てないでくださいね。
期限切れの精油でも、まだまだ使い道があります。
今回は、その使用方法についてご紹介します。

ハウスキーピング(掃除)で大活躍

古くなった精油は掃除で大活躍します。
●水やお湯を張ったバケツに1滴垂らして雑巾がけ
オススメ精油…ティートリー、ユーカリ、ヒバなど

●重曹に1~2滴垂らして油汚れを落とす
オススメ精油…スイートオレンジ、レモンなど

●ティッシュに1滴垂らして掃除機で吸い込み、掃除機をかけながら良い香り
オススメ精油…ラベンダー、ペパーミント、ローズマリーなど

掃除で活躍する精油に期待できる作用としては、抗菌作用などがあります。
また、油汚れにはスイートオレンジやレモンに含まれる"リモネン"が大活躍。
香りを楽しみながらの掃除は、キレイになるのと同時に良い香りに包まれるので一石二鳥ですね。

消臭剤・芳香剤として

消臭剤や芳香剤として使用することもできます。

①重曹と混ぜて使う。
カップに重曹を入れ、そこへ精油を数滴垂らします。カップの上をガーゼなどの通気性の良いシートで覆います。倒してこぼさないように気を付けましょう。時々中を混ぜます。下駄箱の中やトイレに置きましょう。

②アロマ用ストーンに垂らす。
素焼きのストーンや石膏で作ったハンドメイドストーンでも良いでしょう。ストーンに精油を垂らしてかわいく飾れば素敵ですね。

③竹串を直接精油瓶にさしてリードディフューザーに。
トイレや玄関などに飾って香りを楽しむことも。

④サシェにしてタンスやクローゼットにしのばせて。
かわいい巾着やサシェにして、タンスやクローゼットに入れましょう。色の付いている精油は、衣服やタンスの側面や底に触れないように気を付けましょう。また、香りが強すぎると衣服もキツイ香りになってしまいますので、使い過ぎに気を付けてください。


●下駄箱の臭いニオイに。
オススメ精油…青森ヒバ、レモングラスなど。

●トイレの気になるニオイに。
オススメ精油…ラヴィンツァラ、ペパーミント、パインなど。

●ゴミ箱の嫌なニオイに。
オススメ精油…ラベンダー、レモン、グレープフルーツなど。

●タンスやクローゼットの香りづけに。
オススメ精油…ゼラニウム、ローズウッド、ネロリなど。

ごみ箱のニオイ対策では、ごみ箱に直接精油を垂らすのではなく、コットンなどに精油を1~2滴染みこませ、お茶パックなどに入れてごみ箱の蓋にくっつけましょう。あるいは、ごみ箱の底に先述のものを入れておきましょう。コットンの代わりに重曹でも良いです。ただしこの場合、ごみ箱をひっくり返したときなどに重曹がこぼれないように気を付けましょう。

ハンドメイドアロマクラフトにも。

アロマクラフト作りにも使うことができます。
●アロマキャンドル
●アロマワックスバー
●アロマストーン
●ポプリ
●プリザーブドフラワーの香り付け
●ルームスプレー
●エチケットスプレー …など。

手作りのアロマクラフトは、「作る楽しさ」「香る楽しさ」「飾る楽しさ」などたくさんの楽しいことが体験できます。
ルームスプレーやエチケットスプレーは、目的によって香りを変えて作ることもできますね。
肌に直接付けるスプレーではなく、空間にスプレーするのであれば大丈夫ですのでぜひチャレンジしてみましょう。
いかがでしたでしょうか。
期限の切れてしまった精油は、肌に使用するスキンケアやアロマトリートメントでは使用しない方が安心ですが、芳香浴や掃除ではまだまだ活躍します。
まずは、買った時の香り、色、粘度を確認しましょう。そしてなるべく期限内に使えるよう、少量サイズで購入することをオススメします。

それから、今後、自分の鼻を鍛えましょう。「期限」だけで香りを判別するのではなく、自分の鼻を鍛えて、「まだ大丈夫」と判断したら、ぜひ今回ご紹介したような使い方で、最後の1滴まで大切に使ってください。
精油は植物からいただいている大切ないのちです。そのいのちを最後まで大切に使うようにしましょう。
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新垣静香/アロマセラピスト 新垣静香/アロマセラピスト

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